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「足が火照って眠れない。」

「足の裏が熱いし、痛む感じがする。」

「足がムズムズして寝つきが悪い。」

「足の裏を冷やしても、すぐに熱くなってしまう。」

「夜に足の裏が熱い原因が気になる。病気なのか。」

 

あなたは、このような症状でお悩みではありませんか?

 

足がほてるのは、血液のめぐりが悪い、冷え、栄養不足など様々な原因が考えられます。

ただ、症状が長く続く場合は、自立神経失調症やむずむず脚症候群などの病気の可能性もあります。

今回は、足の裏が熱い原因、対処法、予防法、病気との関係などについて解説します。

足の裏が熱い原因

 

夜寝るときに足の裏が熱いのは、次のような理由からだと考えられます。

  1. 血行不良
  2. 冷え
  3. 同じ姿勢を続けている
  4. 精神的なほてり
  5. 体に熱がこもっている
  6. 眠りにつく準備をしている
  7. 栄養不足
  8. 病気

それでは、各要因について順番に説明していきます。

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血行不良

足の裏が熱い主な原因は、血液の循環が悪いからです。

特に、以下のような理由から下半身の血流が滞ると、足に血液がたまり、熱を帯びてしまいます。

  • 下半身の筋力低下
  • ストレス
  • お酒の飲み過ぎ
    etc

太ももやふくらはぎなどの下半身の筋肉は、血液を上半身に押し返すポンプの役割を担っています。

運動不足などが原因で足の筋力が低下すると、ポンプ機能が弱くなり、下半身に血液が溜まってしまいます。

その結果、足の裏が熱くなったり、老廃物の排出が遅れることで足にむくみなどの症状も現れます。

 

他にもストレスやアルコールの過剰摂取も、血行不良の原因となります。

 

冷え

冷え性や低体温の人は、体の中心部が冷たく、手足などの末端部分が熱く感じるという特徴があります。

漢方では、お腹のことをお中といい、体の中心と考えます。

体の中心が冷えていたら、たとえ手足が熱く感じても冷え性なのです。

手足のほてりは、体内の熱が外に逃げているサインであり、手足の表面が熱く感じます。

 

また、汗かきの人も冷え性の可能性が高いです。

あまり運動をしていないのに、ちょっと動いただけで汗が出たり、食事をするだけで汗をかくのは、冷えの原因となっている体内の余計な水分を捨てて、体を温めようとする反応です。

つまり、それだけ体が冷えているということです。

 

さらに、脚がむくみやすい人も冷えの可能性があります。

というのも、むくみの成分は水などの老廃物なので、むくみやすい人は水毒傾向があり、体が冷えていると考えられます。

また、血液の流れが悪い人は、老廃物が体から排出されるのが遅いために、むくみがなかなか解消されません。

 

まとめると、冷え症かどうかは以下の項目で判断できます。

  • お腹の冷たさ
  • 汗の量
  • むくみの有無

 

自分が冷え症か心配な人は、お腹に手を当ててみてください。

冷たく感じるのであれば、体の中心部が冷えている証拠であり、冷え症や低体温の可能性があります。

 

同じ姿勢を続けている

長時間のデスクワークなどで同じ姿勢を続けていると、足腰の筋肉が凝り固まって、下半身の血液の流れが悪くなります。

さらに、重力の影響も手伝って、足の血液が心臓に戻りにくくなり、下半身に溜まることで、足のほてりの原因になります。

 

精神的なほてり

興奮したり、イライラしているときは、顔や体がほてり、寝つきが悪いことがあります。

一時的な要因なので、深呼吸などをして、気持ちを静めることで解消されます。

 

体に熱がこもっている

夏場など気温が高いときは、体は体温を下げるために、手足などの末端部分から熱を逃がそうとします。

そのため、一時的に手足が熱いと感じることがあります。

 

眠りにつく準備をしている

体温は、日中は高く、夜になると下がり始めて、眠りにつくころには低くなります。

これにより、眠りやすい状態を作っています。

つまり、眠りにつく直前には、体温を下げるために、末端部分から熱を放出します。

そのため、手足が熱いと感じるのは、眠りに入る直前であることが分かります。

 

栄養不足

偏った食事により、栄養不足になると、冷え、血行不良、筋肉量の低下などにつながり、手足のほてりの原因となります。

特に、現代人の生活では、五大栄養素のうち、糖質や脂質が多く、タンパク質、ミネラル、ビタミンが不足しがちです。

例えば、筋肉のもととなるタンパク質が不足すると、筋肉量が少なくなり、下半身のポンプ機能が弱くなるので、血行不良の要因となります。

また、ビタミンやミネラルは体の機能調節や維持に欠かせない栄養素であり、不足すると、血液の流れが悪くなり、血行不良や冷えにつながります。

 

病気

足の裏が熱いのは、病気のサインである可能性もあります。

これについては、後で詳しく説明します。

 

足の裏が熱くて眠れないときの対処法

 

足の裏がジンジンと熱くて、なかなか寝つけないときの対処法を紹介します。

足の裏が熱い主な原因は、下半身の血行不良なので、血液の流れをよくすることにより、足のほてりを解消します。

  1. お風呂で指またほぐし
  2. アロマオイル足湯
  3. 脚上げ体操
  4. 足裏ほぐし
  5. 足枕

では、各メソッドについて順番に説明します。

 

お風呂で指またほぐし

血液やリンパの流れをよくして、寝るときの足のほてりを解消するには、お風呂でのマッサージが効果的です。

入浴中は、体が温かくて、血行もよいので、マッサージの効果倍増が期待できます。

今回紹介するのは、足の指またほぐしというマッサージ法です。

 

その名の通り、足指のあいだに手の指を入れて、もみほぐすことで、足にたまった血液を循環させたり、ふくらはぎのむくみを解消する効果があります。

 

アロマオイル足湯

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足のほてりを解消するには、全身の血液循環をよくする効果のある足湯がおすすめです。

深めの洗面器やバケツにくるぶしが浸かるほどの42~43℃くらいの熱めのお湯を入れます。

そこに、お好みのアロマオイルを1~2滴加えて、足を10~15分浸します。

 

足をお湯につけてから8分ほど経つと、じんわりと汗が出るほど、体が温まります。

足を温めることで、全身の血液のめぐりがよくなり、汗と一緒に血液中の疲労物質も排出してくれます。

また、足の疲れやむくみも解消してくれます。

 

冬などは、お湯の温度がすぐに下がるので、ぬるくなってきたら、熱いお湯を注ぎ足して温度調整してください。

なお、アロマオイルのリラックス効果により、ストレス解消効果も期待できます。

 

脚上げ体操

疲れると、もともと重力でたまりやすい足の血液の流れが悪くなり、心臓に戻らなくなります。

そこで、足を高く上げることで、血液を心臓に返してやります。

まず、仰向けに寝て、両手、両足を上にあげて、ぶらぶらさせるだけでOKです。

 

足裏ほぐし

ふくらはぎやアキレス腱を伸ばすことで、血流を促すことができます。

今回紹介するのは、足裏ほぐしストレッチです。

 

まずは、椅子に浅く腰を掛けて、息を吸いながら、かかとをできるだけ高く持ち上げてください。

次に、息を吐きながら、かかとを下ろして、同時に足先を上げます。

今度は、息を吸いながら、足先を下ろして、かかとを上げます。

この動作を10回繰り返してください。

 

足枕

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寝ているときに、足裏のほてりで目が覚めないようにする方法として、足枕が有効です。

バスタオル、タオルケット、座布団などを丸めて、簡易枕をつくり、その上に足を乗せて寝るだけです。

心臓より高い位置に足を置くことで、足に血液がとどまることを防ぎ、なおかつ下半身の疲労物質や老廃物の排出も助けます。

 

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足の裏が熱い症状の予防法

寝るときに足の裏が熱くならないための予防法を紹介します。

足がほてるのは、筋力低下や冷えなどによる血行不良が主な要因なので、第二の心臓とも言われるふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズや、血行を改善するマッサージ法を紹介します。

  1. ゴルフボール足裏マッサージ
  2. 貧乏ゆすり
  3. かかと歩き

 

では、各方法を紹介します。

 

ゴルフボール足裏マッサージ

 

足の裏には、体中の様々な部位につながるツボがあります。

青竹踏み以上に効果的なのが、今回説明するゴルフボールによる足裏マッサージです。

ゴルフボールは、その硬さと大きさが、足裏のツボを刺激するのにちょうどいい具合なのです。

 

足の裏でゴールをコロコロと転がすだけなので、オフィスで座ったままでもできる簡単なストレッチです。

前後に転がしたり、グリグリ押しているだけで、気持ちがよく、頭もスッキリします。

足裏の疲労をとるだけでなく、ツボとつながっている部位、たとえば肩、腰、首など体中の様々な筋肉にも刺激を与えられるので、全身の血流が改善されるとともに、溜まっている乳酸や老廃物の排出を促してくれます。

 

貧乏ゆすり

貧乏ゆすりは、ふくらはぎの筋肉を集中的に使うので、血流のめぐりがよくなります。

さらに、ふくらはぎの筋肉を使うと、血液やリンパの流れがよくなるので、下半身に滞留した血液や水分が押し流されてむくみの解消効果もあります。

【正しい貧乏ゆすりのやり方】

  • 背筋を伸ばして、リラックスする
  • 膝を上下に大きく、一定のリズムで動かす
  • 1日の終わりに、5分間行う

 

かかと歩き

つま先を上げて、かかとだけで歩くことで、ふくらはぎとすねの筋肉を鍛えることができます。

足の筋肉を強化することで、血液のめぐりが改善されます。

 

足の裏が熱い症状の病気

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足の裏が熱いという症状が長く続く場合、次のような病気が疑われます。

  1. むずむず脚症候群
  2. 自立神経失調症
  3. 糖尿病
  4. 更年期障害

では、各疾患について説明するので、自分に当てはまっている症状がないかチェックしてみてください。

 

むずむず脚症候群

眠りかけているときに、足裏、ふくらはぎ、太ももなどに、ほてり、痒み、痛み、虫がはうような不快感が起こって、足を動かさずにはいられなくなる症状をむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)といいます。

むずむず脚症候群の不快感は、足を動かさないと解消されないので、頻繁に足を動かすことになり、眠りが分断されたり、イライラによる精神的ほてりも起こります。

レストレスレッグス症候群は、50歳以上の中高年層に多く、鉄欠乏性貧血、腎疾患、糖尿病性神経障害、パーキンソン病と何らかの関連があると考えられていますが、原因は明らかになっていません。

 

アルコール、カフェイン、喫煙、肥満、ストレスなどが症状を悪化させると言われています。

こちらの病気が疑われる場合は、病院の呼吸器科、睡眠医療センターなどにかかってください。

 

自立神経失調症

まず、自律神経は交感神経と副交感神経という2つの相反する働きの神経からできています。

昼間は交感神経が優位となり、心臓が拍動を増してドキドキし、筋肉が緊張し、血圧が上がり、元気に活動できる身体状態を作ります。

夜は、副交感神経が優位となり、心拍が遅くなり、血圧が下がり、胃腸の動きを活発にして、消化吸収を促進させ、体を休ませて活力を養う状態となります。

 

自立神経失調症では、交感神経と副交感神経のバランスが崩れた結果、以下のような症状が現れます。

めまい、頭痛、胸痛、動悸、息切れ、あくび、せき、便秘、下痢、嘔吐、筋肉痛、肩こり、腰痛、発汗、冷え、ほてり、のぼせ

自立神経失調症が疑われるときは、心療内科や神経科などにかかってください。

 

糖尿病

足の裏が熱くなるという症状は、糖尿病の合併症である糖尿病性神経障害の可能性があります。

この病気は、高血糖や毛細血管の動脈硬化によって末梢血管や自律神経に障害が起こる病気です。

症状としては、両足の先がしびれたり、ずきずきするなどの痛みが夜間に強くなります。

原因は不明ですが、糖尿病性神経障害はむずむず脚症候群との関連も疑われています。

 

更年期障害

更年期とは、卵巣機能が低下して、女性ホルモンの分泌量が低下する閉経前後の時期のことです。

この時期に、以下のような症状が現れます。

血管運動神経系 のぼせ、ほてり、冷え、動悸
精神神経系 頭痛、めまい、不眠、耳鳴り、憂鬱感
知覚神経系 しびれ、知覚過敏
運動器官系 肩こり、腰痛、関節痛、背筋痛
皮膚、分泌系 しもやけ、シミ、シワ、湿疹、発汗、目の乾燥、唾液分泌異常、舌痛症
消化器系 食欲不振、便秘、腹部膨満感
泌尿器、生殖器系 月経不順、頻尿、残尿感、血尿、子宮や膣の萎縮

なお、更年期障害というと女性の病気だと考えている人が多いですが、男性も男性ホルモンであるテストステロンの減少にともなって、更年期障害を発症することがあります。

 

まとめ

本記事では、足の裏が熱い原因と対処法、予防法などについて解説しました。

足のほてりを予防するには、日中の活動時にはしっかりとふくらはぎの筋肉を動かして、血液やリンパのめぐりをよくしておくことが大切です。

特に、デスクワークしているサラリーマンなどは、下半身の筋肉が衰えていたり、血液の流れが悪くなっている可能性が高いので、以下のような方法で血液の循環を改善したり、積極的にふくらはぎの筋肉を使うようにしてください。

 

  1. ゴルフボール足裏マッサージ
  2. 貧乏ゆすり
  3. かかと歩き

 

それでも足のほてりが解消されない場合は、本記事で紹介した病気の可能性もあるので、医者にかかることをおすすめします。

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