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「毎日がだるくて眠い。」

「だるくて、やる気がわかない。」

「最近、疲れがぬけない。」

「睡眠をしっかりとっているのに、常に疲労感があるし、日中に眠くなる。」

最近、こんな症状で、お悩みではありませか?

 

体がだるい、疲れやすい、やる気が起きない、気分が落ち込むなどの症状が出るのは、生活習慣の乱れ、運動不足、ストレス、栄養不足など様々な要因が考えられます。

また、体の倦怠感は、病気が発しているシグナルの可能性もあるので、見過ごしてはいけません。

 

今回は、体がだるい、眠い、疲れやすい、やる気がでないなどの症状の原因について解説します。

体がだるい原因と対処法

疲れた人のシルエット

まず、体がだるいのは、次のような理由からだと考えられます。

  1. 生活リズムの乱れ
  2. 偏食(栄養不足)
  3. 運動不足
  4. 姿勢の悪さ
  5. 睡眠不足
  6. 軽いストレス
  7. 肝機能の低下
  8. 過度な運動
  9. 血行が悪い
  10. 目の疲れ
  11. 更年期障害
  12. 生理
  13. 夏バテ
  14. 病気

では、各項目の原因や対処法などについて順番に説明します。

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生活リズムの乱れ

夜更かしや朝寝により、生活のリズムが乱れたり、睡眠時間が短くなると、体調を崩しやすくなったり、疲れが解消されずに、体に溜まっていきます。

その結果、疲労感、全身の倦怠感、脱力感などの症状が現れます。

土日には、仕事や学校が休みだからといって、夜更かしや朝寝坊をせず、毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きるような、規則正しい生活を維持することが大切です。

 

偏食(栄養不足)

食生活の乱れや偏食により、体に必要な栄養素が不足すると、疲れやすくなったり、気力がわかないなどの症状が現れます。

例えば、ビタミンは摂取した栄養がエネルギーとなるのを助けたり、身体の機能を正常に働かせる役割を担っているので、不足すると、疲労が出たり、貧血、肌荒れ、イライラ、口内炎などの症状を起こしやすくなります。

そのため、栄養が偏らないよう、まずは以下の5大栄養素をバランスよく摂れる食事を心がけましょう。

【炭水化物】

特徴:脳や神経のエネルギー源。体温維持。

多く含む食品:ご飯、めん、パン、イモ類、豆類、果物など。

【脂質】

特徴:体を動かすエネルギー源。エネルギー貯蔵物質。細胞膜、血液、ホルモンの材料。

多く含む食品:植物油、バター、マーガリン、牛脂、種実、魚油など。

【たんぱく質】

特徴:血液、筋肉、臓器の構成材料。生理機能を調整。

多く含む食品:肉、魚介、大豆、大豆製品、卵、牛乳、乳製品など。

【ミネラル】

特徴:歯、骨などを構成。酵素やホルモンの成分でもある。身体の機能を調整。神経や筋肉などの機能を維持する。

多く含む食品:乳製品のカルシウム、レバーや緑黄色野菜の鉄分、牡蠣の亜鉛など。

【ビタミン】

特徴:生理機能を調整。3大栄養素の代謝をサポート。

多く含む食品:野菜、イモ類、果物、穀類など。

 

運動不足

運動不足になると、血液の流れが悪くなり、体の中に老廃物がたまっている時間が長くなるため、疲れやストレスを感じやすくなります。

また、長時間のデスクワークなどにより、同じ姿勢を続けていたり、同じ筋肉ばかりを使い続けていると、筋肉の中では酸素が不足し、疲労物質である乳酸が溜まっていきます。

すると、筋肉は硬くなり、コリやだるさの原因となります。

 

ここで、筋肉が硬くなると、その周辺の血管を圧迫するので、ますます血行が悪くなってしまいます。

そのため、筋肉に溜まった乳酸がなかなか血流にのって排出されず、筋肉にとどまったままの状態となります。

こうなると、さらに筋肉が硬くなり、コリを強くする原因になります。

 

以上から、毎日適度な運動をしたり、仕事の合間には、ストレッチをしたりするなどして、できるだけ体を動かすことが大切です。

普段の通勤・通学で、エレベーターやエスカレーターなどを使わないことから始めてはいかがでしょうか。

 

姿勢の悪さ

猫背の男性

姿勢が悪い人は、肩こり、頭痛、腰痛、内臓の不調などの症状が現れます。

例えば、猫背の場合、重い頭を首と肩の筋肉で支えなければならないので、常に肩や首の筋肉に強い負荷がかかり、肩こりが起こりやすくなります。

肩こりは、頭痛、めまい、目の疲れ、疲労など様々な症状を引き起こします。

 

特に、家族や友人から姿勢の悪さを指摘されているような人は要注意です。

一度、自分がパソコンやスマホを利用しているときの様子を家族にビデオカメラで撮影してもらい、自分の姿勢の悪さをチェックしてみましょう。

椅子に座った状態でスマホを利用しているときは、前かがみになっていることが多いので、まずはそれを意識することが大切です。

私の場合は、スマホを使うときには、自分の顔の高さまでスマホを持ち上げ、上から見下ろすような姿勢、前かがみの姿勢にならないよう気をつけています。

 

睡眠不足

睡眠不足になると、肩こり、肌荒れ、イライラ、不安、吐き気、便秘など健康に様々な悪影響を及ぼします。

また、眠が浅いなど睡眠の質が悪いと、体がその日の疲労を回復できないので、翌日の日中に疲労感やだるさなどが現れます。

いきなり睡眠時間を長くするのは難しいので、まずは睡眠の質を上げることが大切です。

 

【睡眠の質を上げるコツ】

  • 決まった時間に起き、朝日を浴びる
  • 毎日決まった時間に寝る
  • 夕食は寝る3時間前に済ませる
  • 入浴は寝る1~2時間前に済ませる
  • 寝る前に、テレビ、パソコン、スマホを見ない
  • 床につくのは、眠くなってから
  • 夜の照明は控えめに
  • 規則正しい食事と運動を心がける
  • 昼寝は長くても20分まで
    etc

まずは、これらの項目を実践し、睡眠の質を高めることで、できるだけ疲れを溜め込まないようにしてください。

 

軽いストレス

ストレスで頭を抱える女性

ストレスは、精神的な疲労であり、ストレスを溜め込むと、気分が落ち込み、根気がなくなり、意欲がわかなくなります。

そして、日中にだるさを感じたり、疲れやすくなったり、やる気が起きなくなるなどの症状が見られます。

ストレスを解消するには、次のような方法がおすすめです。

  • カラオケで気持よく歌う
  • 運動する
  • 泣けるドラマ、映画を見る
  • 友達と過ごす
  • 自分に都合よく解釈する
  • 瞑想する
  • 物に八つ当たりする

いずれも、私自身が実践しているストレス解消法で、効果が高いと感じたものを紹介しています。

 

肝機能の低下

肝臓は、主に栄養素の代謝や有害物質の解毒、胆汁の分泌などを行う臓器です。

肝臓の機能が低下すると、栄養素の供給が行われなくなり、毒素や老廃物が体の中にたまります。

また、肝臓は、腹部の多くの臓器とつながっているため、食べ過ぎ、飲み過ぎ、睡眠不足、ストレスなどによって、肝臓が疲労して、機能が低下すると、全身に疲労が現れます。

すると、十分に睡眠をとっているのに疲れが抜けないなどの慢性疲労を起こす原因となります。

 

このような肝機能の低下による疲労を防ぐためには、暴飲暴食、アルコールの過剰摂取、睡眠不足、ストレス蓄積などを予防することが大切です。

 

過度な運動

過度な運動は、体に疲れをためる原因となります。

 

運動すると、筋肉や血液中に疲労物質である乳酸が溜まります。

乳酸は、血液を介して肝臓に運ばれて、多くの酵素の働きにより、水と二酸化炭素に分解されて処理されます。

この時点で、疲労物質が排除されるので、疲れを感じなくなるのですが、酵素の働きが悪かったり、血液の流れが悪い人は、乳酸が分解されるまでの時間が長くなるため、なかなか疲れがとれません。

 

そのため、普段運動したり、体を動かす機会が少ない人は、そもそも血液の流れが悪いので、乳酸が減っていくスピードが遅く、疲労が抜けにくいのです。

よって、運動不足の人が急に激しい運動を行うと、疲労が蓄積されやすいので、普段から体を動かす習慣をつけておきましょう。

 

また、乳酸を分解する酵素を活性化させているのは、亜鉛、鉄、マンガンなどのミネラルとビタミンB1などの栄養素です。

これらの栄養素が不足している人も、疲れが溜まりやすいです。

 

血行が悪い

ドロドロとした血液の流れ

血流が悪いと、乳酸などの老廃物を回収して、体外に排出するのに時間がかかるため、毒素が体の中に長くとどまることになり、倦怠感やだるさなどの疲労が蓄積しやすいです。

血行を改善するには、適度な運動やストレッチなどが有効ですが、血液をサラサラにする食品を摂ることも効果的です。

以下の成分が含まれている食品を摂ることで、ドロドロ血液をサラサラにする効果が期待できます。

  1. ナットウキナーゼ
  2. クエン酸
  3. DHA
  4. ポリフェノール類
  5. アルギン酸
  6. ビタミンE,ビタミンC

 

【ナットウキナーゼ】

まず、ナットウキナーゼは、納豆のネバネバに含まれている酵素であり、血栓を溶かす働きがあります。

 

【クエン酸】

クエン酸は、疲労物質の乳酸を分解する作用があるので、疲労回復を早めます。

レモンなどの柑橘類、酢、梅干しなどに多く含まれています。

 

【DHA】

DHAは、硬くなった赤血球を元の柔らかさに戻し、血液をサラサラにする効果があります。

主に、イワシ、サバ、サンマなどの青魚に多く含まれています。

 

【ポリフェノール】

ポリフェノールは、老化の原因である活性酸素などの有害物質をとらえて、無害な物質に変える作用があります。

抗酸化作用があるので、動脈硬化などの予防に役立ちます。

赤ワインに含まれていることで有名ですが、他にもブルーベリー、お茶、カカオなど色が濃い、または渋味が強い食物に豊富に含まれています。

 

【アルギン酸】

アルギン酸は、余分なコレステロール値を体外に排出させる働きがあります。

主に、ワカメ、びじき、こんぶなどに含まれています。

 

【ビタミンE,ビタミンC】

ビタミンEは、末梢血管を拡張して、血行を促す働きがあり、冷え、肩こり、腰痛など血行不良によって起こる症状をやわらげてくれます。

主には、大豆油、コーン油などの植物油やナッツ類に多く含まれています。

ビタミンCには、次のような効果があります。

  • ストレスをやわらげる
  • コレステロール値を下げる
  • 免疫力を高める
  • 老化の原因物質を無毒化する
    etc

主には、野菜や果物全般、じゃがいも、さつまいも、緑茶などに多く含まれています。

 

目の疲れ

スマホやパソコンなどで目を酷使すると、目がかすんだり、充血したり、涙が出たりといった症状が現れ、ひどくなると、頭痛、肩こり、吐き気などの症状も現れてきます。

目の疲れを解消するには、以下の方法がおすすめです。

  • まばたきを心がける
  • 目にシャワーをかける

パソコン作業などをしていると、まばたきの回数が激減します。

目の筋肉は、まばたきしている間に休憩しているため、まばたきの回数が減ると、筋肉を休める時間が少なくなるので、目への負担が増えてしまいます。

そのため、スマホやパソコンを使っているときは、意識的にまばたきをしましょう。

 

目の疲労回復には、お風呂に入ったときに、目を閉じた状態で、まぶたや目の周りをシャワーで暖めると、疲労回復に効果的です。

また、シャワーの適度な水圧で、目の周りの筋肉をマッサージすることもできます。

 

更年期障害

多くの女性は、50~51歳で閉経します。

更年期とは、閉経前後の5年、45~56歳くらいを指します。

女性の更年期障害は、卵巣の機能低下により、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで起こります。

主には、次のような症状が現れます。

 

【血管運動神経障害】

ほてり、動悸、肩こり、頻脈、遅脈、高血圧、低血圧、冷え症、体がだるくて疲れやすいなど

【精神神経障害】

頭痛、頭が重い、めまい、立ちくらみ、不眠、耳鳴り、不安、、恐怖、気力減退、集中力後退、うつ、記憶力低下など

【運動器系障害】

腰痛、肩こり、関節痛、座骨痛、筋肉痛など

【知覚系障害】

しびれ、知覚鈍麻、知覚過敏など

【泌尿生殖器系障害】

頻尿、排尿痛、不正出血、膣の萎縮など

 

更年期障害の改善方法としては、バランスのよい食事、規則正しい生活、充分な睡眠に食わて、次のような治療法があります。

  • 女性ホルモン補充療法
  • 漢方薬
  • ホルモン以外の処方薬
  • 大豆イソフラボンなどの栄養素を摂取
  • 適度な運動

 

生理

生理になると、下腹部の痛み、頭痛、腰痛、イライラ、脱力感などの症状が起こりやすくなり、体にだるさを感じます。

生理の期間中には、血液が子宮のまわりに集中するため、全身を流れる血液の循環が悪くなり、脳に酸素や栄養素が不足しがちです。

そのため、頭がぼーっとしてやる気が起きなかったり、眠気やだるさが生じると考えられています。

 

そこで、生理のときの眠さやだるさを改善するには、以下のような方法で血のめぐりを良くすることが有効です。

  • 40度以下のぬるめのお湯で15分の軽い半身浴
  • 朝のラジオ体操
  • ビタミンB6で貧血予防

生理前の不快な症状は月経前症候群と呼ばれ、ホルモンの乱れが原因とされています。

ビタミンB6は、卵胞ホルモンの代謝に働きかけて、ホルモンバランスを整えてくれるので、月経前症候群を改善する効果があります。

ビタミンB6は、主に魚類、肉類などの動物性食品、にんにく、豆類、バナナなどに多く含まれています。

夏バテ

夏バテになると、体がだるい、疲れやすい、疲れが取れにくい、食欲がないなどの状態が続きます。

夏バテの原因としては、暑さによる食欲低下、食事の偏り、睡眠不足、消化機能低下などが挙げられますが、冷房の影響も見逃せません。

 

冷房がギンギンに効いた冷たい屋内と灼熱の屋外との急激な温度差に体がうまく対応できず、自律神経が乱れ、自立神経失調状態となることも夏バテの一因です。

自立神経が乱れると、疲れがとれない、頭痛、めまい、腹痛、肩こり、冷え、意欲がわかないなどの症状が現れます。

このような夏バテの解消法や対策としては、次の方法が有効です。

  • 適度に体を動かして汗をかき、血行をよくして、老廃物を排出する
  • たんぱく質、ビタミン、ミネラルを摂る
  • 冷たいものの食べ過ぎ、飲み過ぎを避ける
  • 冷房は27℃以上に設定する
  • 冷房が効きすぎている場所では上着の脱ぎ着で体温を調整する

 

病気

体のだるさや倦怠感は、病気の症状かもしれません。

そこで、ここからは、体にだるさを生じさせる病気について解説します。

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体がだるくなる病気

体がだるい男性

体にだるさが出るのは、次のような病気が原因の可能性があります。

  1. 自立神経失調症
  2. 躁うつ病
  3. 心身症
  4. 神経症
  5. 高血圧
  6. 低血圧
  7. 貧血
  8. 急性ウィルス肝炎
  9. 膠原病
  10. 心不全
  11. 腎臓病
  12. ビタミン欠乏症
  13. 甲状腺機能低下症
  14. 副甲状腺機能亢進症
  15. 副腎皮質機能低下症
  16. クッシング症候群
  17. 糖尿病
  18. 白血病
  19. 悪性腫瘍
  20. 気管支拡張症
  21. 肺結核
  22. 感染性心内膜炎
  23. かぜ症候群
  24. インフルエンザ

家庭の医学などの医学辞典を見ると、だるい、疲れやすい、倦怠感がある、脱力感がある、気力が湧いてこないなどの症状が現れる病気として、上記の24個が候補として挙げられます。

そこで、今回は、各疾患の症状について解説するので、自分に当てはまる病気がないかチェックしてみてください。

 

自立神経失調症

心臓や内臓器官をコントロールしている自律神経に異常が起きる病気です。

自立神経失調症の症状は、以下の通りです。

 

全身に現れる症状としては、疲労感、冷えやすさなどがあります。

脳神経系では、めまい、頭痛などです。

循環器系では、胸痛、動悸などの異常が見られます。

呼吸器系では、息切れ、あくび、せきなどがあります。

消化器系では、食欲不振、便秘、下痢、嘔吐などが見られます。

他にも、筋肉痛、肩こり、腰痛、発汗などが起こります。

 

治療法としては、日常生活を規則正しくして、不要なストレスを溜め込まないようにします。

 

躁うつ病

躁うつ病とは、躁状態(※)とうつ状態が現れる病気であり、現れ方によっていくつかに分類されます。

※はたから見ても分かるほど、気分が高揚しているのが躁状態であり、逆にひどく落ち込んでいるのがうつ状態です。

 

躁うつ病の症状としては、悲しさ、不安、むなしさなどが原因で、憂鬱な状態となり、日常生活における活動が徐々におっくうになってきます。

さらに、朝早く目覚めてしまう早朝覚醒や食欲減退、便秘などの様々な自律神経症状が起きるのも特徴です。

また、これらの症状が午前中、特に朝に顕著に現れ、午後に入ってから、夕方にかけては、症状が軽くなっていきます。

このように、1日のうちで症状が変動するのもうつ病の特徴です。

 

治療法としては、抗うつ薬や抗躁薬などの薬物治療が行われます。

 

心身症

ストレスや本人の性格など、精神的あるいは心理的なものが原因となって、自律神経系の各臓器に疾患が現れる病気です。

主に次のような症状が現れます。

【呼吸器】

気管支喘息、過呼吸症候群

【消化器】

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、神経性食欲不振症、神経性嘔吐症

【内分泌代謝】

糖尿病、肥満症、甲状腺機能亢進症

【神経】

筋緊張性頭痛、自立神経失調症

【泌尿器】

夜尿症、インポテンツ、過敏性膀胱

【骨、筋肉】

慢性関節リウマチ、頸肩腕症候群、チック症

【皮膚】

神経性皮膚炎、慢性じんましん、円形脱毛症、多汗症

【耳鼻咽喉】

メニエール症候群、難聴、耳鳴り

【眼】

眼精疲労

 

心身症の治療では、薬物療法や食事療法などに加えて、精神療法などの心の治療も行われます。

 

神経症

神経症(ノイローゼ)は、身体に病気がないのに、心身に障害が起きるもので、心因性の精神障害です。

症状としては、強い不安、動悸、息が苦しい、手足のしびれ、冷や汗、自立神経失調、不眠、食欲不振、集中力の低下、倦怠感、頭痛など様々です。

また、神経症は、症状によって、不安神経症、恐怖症、強迫神経症、ヒステリー、離人神経症、抑うつ神経症、心気神経症、神経衰弱などに分類されます。

 

治療法としては、精神療法により、本人の精神的なストレスの原因を見つけ出し、それを本人が解消できるようにサポートします。

また、症状を和らげるために、抗不安薬や抗うつ薬などを使用することもあります。

 

高血圧

高血圧症では、頭重感、頭痛、動悸、息切れ、めまい、だるさなどの症状が現れます。

高血圧の治療では、薬物による対症療法や、食事の節制、運動習慣などの日常生活における一般療法などがあります。

現在では、薬に頼らない一般療法のウエイトが高くなっており、日常生活を改善したり、食事療法からスタートすることが多いです。

 

低血圧

低血圧症では、疲れやすい、めまい、立ちくらみ、耳鳴り、食欲不振などの症状が見られます。

特に、寝覚めが悪く、午前中に元気がないのが特徴です。

低血圧の治療では、食事、睡眠、排便などを規則的にするなど、日常生活の改善を行います。

 

貧血

貧血は、血液中の赤血球や血色素などが減少して、血液中の酸素濃度も減少する病気です。

疲れやすい、だるい、めまい、動悸、息切れ、下まぶたの粘膜が白くなる、顔面や皮膚が青白くなるなどの症状が現れます。

貧血は、食事療法により改善可能であり、次の項目がポイントとなります。

  • 栄養バランスのよい食事をする
  • 動物性食品を多く摂る
  • ビタミンCとEをたくさんとる
  • ビタミンB群を補給する

 

急性ウィルス肝炎

全身の倦怠感、吐き気、嘔吐、発熱、上腹部の鈍痛などの症状が1週間ほど続き、黄疸が現れます。

治療法としては、入院して安静にし、栄養バランスのよい食事をします。

また、薬物療法により、慢性化を予防します。

 

膠原病(こうげんびょう)

膠原病は、全身の血管、皮膚、筋肉、関節など様々な組織に炎症が現れる病気です。

発熱、全身のだるさ、疲れやすい、関節痛、筋肉痛、ほおが赤い、発疹などが見られます。

治療法は、膠原病の種類によって異なりますが、ステロイド治療が行われることが多いです。

 

心不全

心室の収縮力が低下することで、心臓がポンプの役割を果たせなくなり、体に必要な血液を送り出せなくなる病気です。

走ったり、階段をあがったりしたときに、息切れや動悸が起こるのが初期症状です。

むくみ、疲労感、倦怠感などが現れ、進行すると、安静にしているときでさえ、呼吸が苦しくなることがあります。

 

急性の場合は、入院して、ただちに酸素吸入を行い、薬物を投与するなどして、血液のつかえを除去します。

慢性の場合は、心室の収縮力を高める薬などを投与したり、原因となっている病気の治療を行います。

 

腎臓病

腎臓病の自覚症状としては、むくみや尿の異常が代表的とされています。

他にも、常に疲れを感じたり、だるさ、倦怠感なども初期症状として現れます。

治療法としては、食事療法や薬物療法によって腎臓をいたわり、腎機能の低下を防ぐ治療が行われます。

 

ビタミン欠乏症

摂取した栄養がエネルギーとなるのを助けたり、身体の機能が順調に働くようにするのがビタミンです。

ビタミンは、体内でほとんど作ることができないので、栄養の偏った食事をしていると、ビタミン欠乏症となります。

また、アルコールの飲み過ぎ、インスタント食品の食べ過ぎ、糖尿病、肝臓障害、抗生物質の長期投与などがあると、摂取した食べ物からのビタミンの利用効率が低下して、欠乏症となります。

症状としては、だるさ、足のむくみ、疲れやすい、気力がわかないなどが見られます。

 

治療法としては、どのビタミンが欠乏しているかを判断して、そのビタミンを多く含む食品を摂取したり、ビタミン剤などで補助します。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺の働きが悪くなって、甲状腺ホルモンが不足している状態が続く病気です。

だるさ、脱力感、汗をかきにくい、皮膚が乾燥する、皮膚が冷たい、寒がりになる、貧血、手足や顔がむくむなどの症状が見られます。

甲状腺の機能が低下してきた場合には、甲状腺ホルモン剤を服用するなどして、機能を回復させます。

 

副甲状腺機能亢進(こうしん)症

副甲状腺に腺腫や癌が生じると、副甲状腺の活動が活発になり、副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されます。

すると、骨からカルシウムが溶け出したり、腎臓でカルシウムの再吸収を促進して、血液中のカルシウム濃度が高くなってしまう病気です。

重症化すると、昏睡、急性腎不全を起こして、生命にかかわることもあります。

 

症状は、腹痛、口の渇き、血尿、食欲不振、体重減少、疲労感などが見られます。

治療法としては、症状に応じた手術が必要となります。

 

副腎皮質機能低下症

副腎皮質から分泌されるコルチゾールには、血糖上昇作用、たんぱく質の合成、分解促進作用、抗炎症作用、免疫抑制作用などあります。

何らかの原因で、体が必要とする量のコルチゾールを分泌できなくなった状態を副腎皮質機能低下症といいます。

食欲不振、吐き気、嘔吐、疲労感、体重減少、低血糖などが起こり、全身に赤褐色の色素沈着が見られることが多いです。

治療法としては、副腎皮質ホルモン剤などを使用します。

 

クッシング症候群

副腎皮質ホルモンであるコルチゾールの分泌が慢性的に過剰になる病気です。

手足は、細くなるのに、胴体や顔が肥満するのが特徴的な症状です。

腹部、腕、太ももなどの皮膚に赤紫色の亀裂が生じ、筋力の低下、精神不安定、性欲減退、月経異常などが見られます。

治療法としては、腫瘍がある場合は手術で摘出し、放射線治療、副腎皮質ホルモン抑制剤を使った薬物治療を行います。

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糖尿病

多尿、喉の渇き、体重減少、疲れやすいなどの症状が見られます。

放置すると、神経障害、視力障害が起こることもあります。

治療では、食事療法と運動療法が基本となります。

他にも薬物療法やインスリン療法を行います。

 

白血病

骨髄や脾臓など血液を作る器官において、未熟な白血球系細胞が無制限に増殖し、正常な白血球の増殖を阻害する病気です。

腹痛、左上腹部の圧迫感、不快感、だるさ、疲れやすい、体重減少、寝汗をかきやすいなどの症状が現れます。

治療は、抗白血病薬などを使用する薬物療法や化学療法が中心となります。

 

悪性腫瘍(癌)

進行すると、発熱、息切れ、だるさ、体重減少などが現れます。

癌の治療法としては、手術療法、化学療法、放射線療法、免疫療法、レーザー療法、温熱療法などがあります。

気管支拡張症

気管支の一部が広がってしまう病気です。

咳と痰が主な症状です。

痰は膿状で、血痰をともなうこともあります。

他に、呼吸のたびに喉がゼーゼー鳴る、呼吸困難、全身倦怠感などが見られます。

 

肺結核

肺結核とは、結核菌による感染でおこる肺炎のことです。

食欲不振、だるい、微熱、寝汗をかきやすい、肩こりなどが初期に出やすいですが、かなり進行するまでは、ほとんど無症状のことが多いです。

治療には、抗結核剤の投与が行われます。

 

感染性心内膜炎

心臓の内側を覆っている心内膜に、抜歯や各種手術などで体に入った細菌が感染した病気です。

持続性の発熱、全身倦怠感、食欲不振、体重減少、むくみ、動悸、息切れ、呼吸困難などの症状が見られます。

治療法としては、入院して抗生物質を中心とした治療を行います。

 

かぜ症候群

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、痰、だるさなどの症状があります。

 

インフルエンザ

39度前後の高熱とともに、悪寒、頭痛、筋肉痛、だるさなどの症状がでます。

 

まとめ

本記事では、体がだるくなる原因について解説しました。

主な原因としては、生活習慣の乱れ、栄養不足、運動不足、ストレスなどが挙げられますが、体の倦怠感は、病気のサインである可能性もあるので、症状が続くようであれば、早めに医者に診てもらった方がよいでしょう。

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