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デング熱の症状や2017年の日本での流行状況についてまとめておきます。

デング熱の症状

デング熱は、蚊が媒介するデングウィルスによる感染症です。

東南アジア、ベンガル湾・アラビア海・紅海の沿岸、アフリカ、メキシコ湾・カリブ海沿岸の熱帯、亜熱帯の国々に常在しており、高熱の季節に温帯圏域に侵入するケースもあります。

 

デング熱の潜伏期間は、通常は5~6日程度です。

寒気や震えを伴い、急に高熱が出て発症します。

この高熱は3日ほどで解熱しますが、1日後には再び39度以上の高熱が再発します。

そして、その2日後に解熱します。

 

また、発病前後から強い頭痛、目の痛み、目の充血、喉の痛み、腰痛、筋肉痛、全身の関節痛などが現れます。

ときに、食欲不振、吐き気、嘔吐、脱力感、倦怠感を生じることもあります。

 

さらに、最初の発熱から3~5日後には、顔、胸、背中、腕、脚に風疹に似た発疹が現れます。

このとき、首、脇の下、ももの付け根などのリンパ節が腫れます。

 

これらの症状は、通常は約1週間で軽快し、重症化することはほとんどありません。

また、後遺症を残すことなく回復するとされています。

 

しかし、まれではありますが、血小板が減少し、出血傾向が現れるデング出血熱へと移行するケースもあります。

原因不明であり、デング熱よりも重症で死亡する場合もあります。

また、デング熱では、重症の場合だとショック症状が現れることがあり、デングショック症候群と呼ばれています。

 

デング熱には特効薬はありません。

多くの場合は、自然治癒します。

基本的には、熱があるうちは安静にして、頭痛などの痛みには冷湿布や鎮痛剤などを用いた対症療法が行われます。

 

予防ワクチンがないので、蚊に刺されないようにするしかありません。

特に、南方の国々から帰国したときは、2週間は発熱に注意が必要であり、発熱などの症状が見られたときは早めに医療機関を受診しましょう。

 

なお、以下の記事では、デング熱予防に役立つ最強の虫除けスプレーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

2017年の虫除けスプレーのおすすめ品を紹介、最強の虫除けスプレーはコレだ!

 

流行時期、流行状況

デング熱は、南方の国々で感染して帰国後に発症するケースがあるため、以下のグラフに示したように年間を通じて患者の報告があります。

 

出典:http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/dengue/dengue/

 

特に2014年は、日本国内での感染によるデング熱患者発生が報告されており、8月から9月にかけて患者数が急増しています。

東京の代々木公園を中心に感染が広がったのは記憶に新しいところです。

 

なお、今年の流行状況は上のグラフの赤線で示されており、7月時点では流行の兆しは見られません。

 

まとめ

デング熱では、急な高熱と頭痛、筋肉痛、関節痛などの全身症状が現れ、インフルエンザによく似ています。

しかし、発熱と解熱を繰り返すことや、発疹が出たり、リンパ節が腫れるなどの症状に特徴があります。

以前は外国で感染して日本で発症というパターンが多かったのですが、近年は日本での感染も起きており、むやみに蚊に刺されないよう虫除け対策など用心が必要です。

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