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血液循環を改善する薬・ズファジラン(成分:イソクスプリン塩酸塩)の副作用や効果などについて解説します。

ズファジランの副作用

ズファジランには、以下のような副作用があります。

吐き気、食欲不振、下痢、動悸、顔面紅潮、頭痛、頭重感、めまい、眠気、発汗など

 

なお、ズファジランの添付文書によると、これらの副作用の発現率は0.1~1%未満です。

 

 

 

ズファジランの働きやウテメリンとの違い

ズファジランには、イソクスプリン塩酸塩が含まれており、末梢血管を広げたり、血液の粘度を低下させて、血流をよくします。

頭部外傷後遺症にともなう症状や、ビュルガー病にともなう末梢循環障害を改善します。

また、子宮筋の異常な収縮やけいれんを抑える作用もあります。

 

そのため、ズファジランは切迫流産や切迫早産を防ぐ目的でも用いられます。

ズファジランは、主に妊娠12~16週目において切迫流産のある場合に処方されます。

副作用が少なく、母体や胎児への影響が少ないことから、比較的早い段階で使用できます。

 

一方で、ズファジランと同じく切迫早産を防止するために使われる薬でウテメリンがあります。

ウテメリンは、ズファジランよりも子宮収縮を抑制する作用が強いので、16週目以前には使われず、16週目以降に処方されます。

 

ズファジランの効能

ズファジランは、以下の症状に効果を発揮します。

頭部外傷後遺症、末梢循環障害(ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、血栓性静脈炎、静脈血栓症、レイノー病、レイノー症候群、凍瘡、凍傷、特発性脱疽、糖尿病)、子宮収縮の抑制(切迫流・早産)、月経困難症

 

使用上の注意

ズファジランを使用する際の注意点についてまとめておきます。

使用に注意が必要な人

以下に該当する人は、ズファジランの使用に際して注意が必要です。

  • 動悸、脳出血、低血圧のある人
  • 分娩直後の人
  • 妊婦

妊娠12週未満の妊婦の服用については安全性が確立されていないので、妊娠12週未満の人は服用してはいけません。

服用方法

循環器領域の場合は、1回10~20mg(1~2錠)を1日3~4回服用します。

子宮収縮抑制の場合は、1日30~60mgを3~4回に分けて服用します。

月経困難症の場合は、1回10~20mg(1~2錠)を1日3~4回服用します。

 

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は、特にありません。

ただし、併用する薬があるときは、念のために処方医に相談してください。

 

ズファジランの薬価

ズファジランの薬価は以下の通りです。

10mg 1錠 8.9円

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