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東京感染症情報センターによると、2017-2018シーズンもインフルエンザの流行が懸念されています。

今回は、インフルエンザの予防接種を受けるのに適切な時期について解説します。

予防接種の時期

結論から言うと、ワクチン接種を受けるタイミングとしては、11月中が最適です。

インフルエンザは、毎年12月から3月にかけて猛威を振るいます。

※インフルエンザの流行時期については、以下の記事で詳細に説明しています。

2017-2018のインフルエンザ流行時期はこちら

 

そして、ワクチンの効果は、接種してから約2週間後に現れ始め、約5ヶ月間続くとされています。

 

以上から、流行前の11月中に免疫を獲得しておけば、インフルエンザが流行する12月から3月までの4ヶ月間は、ウィルスに対して免疫力の高い状態を維持できます。

続いて、ワクチン接種により得られる予防効果について解説します。

 

予防接種の効果

インフルエンザの予防接種を受けると、健康な成人の場合は、60%の発症予防効果(有効率)があると言われています。

高齢者の場合は45%、小児の場合は30%の予防効果があります。

 

ワクチン接種による予防効果は、以下の記事にて詳細に説明しています。

インフルエンザワクチンの効果や有効率はこちら

 

上記の数字を見ると、健康な大人でも60%ほどの有効率であり、予防効果は低いように思えますが、ワクチン接種の最大の目的は感染を防ぐことではありません。

肺炎や脳炎など重大な合併症を防ぐことにあります。

特に、高齢者の場合、ワクチンを接種することにより、約80%の死亡を阻止する効果があるとされています。

 

続いて、インフルエンザワクチンの予防接種の回数について解説します。

予防接種の回数

インフルエンザの予防接種の回数は、一般的に大人が1回、生後6ヶ月以上13歳未満の子供が2回とされています。

しかし、実際には、大人も2回受けることで、免疫増幅効果(ブースター効果)により、1回だけよりもはるかに高い免疫を獲得できます。

事実、成人の1回接種による予防効果は、先に説明したように約60%ですが、2回接種すると約90%となります。

 

そのため、受験を控えている学生のように、インフルエンザに感染・発症する可能性を1%でも低くしたい方は、2回接種を受けておいた方が確実と言えます。

 

2回目接種までの間隔

インフルエンザの予防接種を2回受ける場合、2回目の接種までには、約4週間の間隔をあけた方がよいです。

これは、1回目の接種から約4週間あけることで、免疫増幅効果を最大限に高めることができるからです。

 

なお、免疫増幅効果、2回接種の理由、2回目接種までの間隔などについては、以下の記事にて詳しく説明しています。

インフルエンザ予防接種の間隔は4週間が最適!大人も子供も2回接種を

 

まとめ

インフルエンザのワクチン接種を受けるタイミングとしては、11月中がベストです。

ワクチンによる免疫効果は、約2週間後くらいで現れ、約5ヶ月間持続します。

ウィルスの流行時期が12月から3月であることを考慮すると、11月中には予防接種を受けておいた方がよいでしょう。

 

1回の予防接種でも約60%の予防効果はありますが、2回接種することで有効率は約90%となります。

2回接種する場合は、4週間の間隔をとることが望ましいので、その点も考慮し、11月中には2回目の接種が終わるように計画を立てましょう。

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