裸で寝ると健康によいと言われていますが、実際にどのような効果があるのかご存知ですか?

 

日本では、裸寝というと、「不潔」、「風邪を引きやすくなる」などマイナスのイメージを持っている人も少なくありませんが、外国ではおよそ10%の人が何も着けずに寝ています。

アメリカ睡眠協会が2013年に行った調査によると、アメリカ人の12%、イギリス人の30%が裸で寝ていると回答しています。

なお、このとき日本人でいつも裸で寝ていると回答した人は、ほぼ0%だったそうです。

 

今回は、裸で寝ることによるメリットやデメリットについてまとめておきます。

裸で寝るメリット

裸で寝ると次のような効果が期待できるとされています。

  1. 睡眠の質を高める
  2. アンチエイジング
  3. ストレス解消
  4. 血行がよくなる
  5. むくみ解消
  6. 免疫力の強化
  7. ダイエット効果
  8. 陰部の臭い改善

 

では、各項目について順番に説明していきます。

 

睡眠の質を高める

質のよい睡眠とるためには、体温を上げすぎないことが大切です。

人は眠りに入るとき、手足の温度が上昇し、そこから外界へ熱が逃げていくことで体の内部の温度が下がります。

そして、体全体の代謝を下げ、それに続いて脳の温度も下がり、眠りに入ります。

そのため、手足の温度が低い冷え性の人は、深部の体温が下がりにくいので、寝付きが悪くなります。

 

さらに、寝る直前に熱いお風呂に入るなどして、しっかりと温まってしまうと、深部体温が上昇するので、眠りにくくなります。

他にも、冬場に電気毛布をかけて寝ると、夜中に目が覚めることが多くなるので、眠りが妨げられます。

また、エアコンの暖房を入れたまま寝ると、体の内部の温度が下がりにくいので、眠りが浅くなり、睡眠の質が悪化します。

 

裸で寝ると、深部体温が上がりすぎることを防ぎ、スムーズに眠りに入ることができるため、睡眠の質が向上します。

 

アンチエイジング

裸で寝ることで睡眠の質が向上すると、メラトニンや成長ホルモンの分泌がスムーズに行われるようになります。

メラトニンには、入眠作用、体内時計調整作用、抗酸化作用、抗癌作用などがあり、病気予防や老化防止に有効とされています。

また、成長ホルモンは傷ついた細胞を修復したり、疲労を回復させる働きがあり、こちらもアンチエイジング効果が望めます。

 

ストレス解消

裸で寝ると、下着やズボンのゴム紐で締めつけられるストレスから解放されます。

また、裸で寝るとオキシトシンというホルモンが放出されると言われています。

オキシトシンは、幸せホルモンと呼ばれており、次のような効果があります。

  1. 不安や恐怖を和らげる
  2. 幸せな気分になる
  3. 信頼の気持ちが増える
  4. 食べ過ぎを防ぐ
  5. ストレスを緩和する
  6. 美肌
  7. 記憶力向上
  8. 食べ過ぎ防止
  9. 筋肉の回復力アップ
  10. 感染症予防
  11. 体温上昇

 

また、オキシトシンはパートナーとの抱擁など、皮膚と皮膚の接触によっても放出されます。

 

血行がよくなる

パジャマや下着による締めつけから解放されるので、血行がよくなります。

 

むくみ解消

裸寝は、血液だけでなく、リンパの流れもよくするため、老廃物の排出がスムーズに行われるようになります。

そのため、顔や手足のむくみの解消にも効果的です。

 

免疫力の強化

睡眠不足は免疫力を低下させる大きな要因です。

免疫力を維持するためには、自律神経を整えることが重要で、それにはしっかりと休息をとり、ストレスをためないようにすることが大切です。

前述の通り、裸で寝ると、睡眠の質がよくなり、ストレスも解消されるため、免疫力を高めることができます。

 

なお、深夜0時から3時までは成長ホルモンが分泌され、細胞分裂が活発な時間帯です。

この時間帯にしっかりと寝て、体を休めることで免疫細胞を増やすことができます。

 

ダイエット効果

イタリア誌「レオナルド・イット」によると、裸で寝ると体温や血圧が下がり、低い体温で眠ることで体内で脂肪燃焼を助ける効果があるとのことです。

 

陰部の臭い改善

パジャマや下着を身につけて寝ると、裸で寝る場合と比べて、局部の通気性が悪くなります。

また、下着が汗を吸うと、陰部が蒸れてかゆみや臭いの原因になります。

裸で寝ると、デリケートゾーンの通気性がよいので、かゆみや臭いを予防できます。

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裸で寝るデメリット

裸で寝ると次のようなデメリットがあります。

  1. 寝具が汚れる
  2. 体が冷える
  3. 服を着て寝られなくなる
  4. 災害時に避難が遅れる

では、各項目について順番に説明します。

 

寝具が汚れる

布団カバーやシーツに肌が直接触れるので、皮脂や汗などが付着しやすくなります。

そのため、通常よりこまめに寝具を洗濯して、清潔に保つ必要があります。

洗濯の手間は増えることになるでしょう。

 

体が冷える

寝返りをうった際に、布団から体がはみ出すと、肌が直接外気にさらされます。

さらに、途中でトイレに起きた際にも、外気で体を冷やすことになります。

寝相が悪い人は、少し大きめのサイズの布団に変えたり、寝袋を使うなど工夫してみてください。

また、トイレで目が覚めたときのために、枕元にはパジャマを用意しておきましょう。

 

服を着て寝られなくなる

開放感や心地よさから、裸寝が止められなくなる可能性があります。

裸寝が習慣化されると、出張先や旅行先などでも、服を着て寝ることをおっくうに感じてしまいます。

 

災害時に避難が遅れる

裸で寝ていると、火事や地震などの災害や緊急事態が起きたとき、避難や対処が遅れる恐れがあります。

そのため、枕元には常に着替えを置いておきましょう。

まとめ

裸寝には、次のような効果があります。

  1. 睡眠の質を高める
  2. アンチエイジング
  3. ストレス解消
  4. 血行がよくなる
  5. むくみ解消
  6. 免疫力の強化
  7. ダイエット効果
  8. 陰部の臭い改善

 

いきなり裸で寝ることに抵抗がある方は、パンツを履かずに、直接パジャマを身につける方法から始めてみてはいかがでしょう。

また、和式の根巻きもおすすめです。

ゴムによる締めつけがなくなるだけでも、ストレスから解放されます。

 

そして、ノーパンで寝ることに慣れたら、次はパジャマのズボンを履かずに寝るようにして、徐々に裸に近い状態に近づけていくのです。

もちろん、この時点で寝冷えするようであれば、もとのノーパン寝に戻せばよいのです。

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