「勉強も運動もできない。」

「何をやっても3日坊主で終わってしまう。」

「自分に自信がなく、マイナス思考で性格がひねくれている。」

「ちょっとしたことで、自己嫌悪に陥ってしまう。」

 

自分が嫌いな人は、自分の性格、能力、容姿などを人と比べることで劣等感を感じたり、物事のマイナス面ばかりが気になるなど、ネガティブ思考の人が多いです。

今回は、自分嫌いの原因と治す方法についてまとめておきます。

自分嫌いの原因

自分が嫌いになるのは、次のような原因からだと考えられます。

  1. 感受性が強い
  2. 真面目すぎる
  3. 失敗することが多い
  4. コンプレックス
  5. 人付き合いが苦手
  6. 過去のトラウマ
  7. 理想が高すぎる
  8. 完璧主義
  9. こだわりが強い
  10. 仕事がうまくいかない
  11. 恋人とうまくいかない

では、各項目について順番に説明します。

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感受性が強い

感受性とは、外界の刺激や環境の変化などを感じ取ったり、心に受け止める能力のことです。

感受性が強い人は、普通の人が受け流すような情報も、すべて過敏に反応してしまい、物事に神経質になってしまうことがあります。

そのため、悩み、不安、心配事などを抱えやすいです。

また、自分の長所よりも、短所が目にいきやすく、自己否定や自己嫌悪に陥ることで、自分が嫌いになるのです。

 

真面目すぎる

真面目すぎる人は、誠実で信頼できるというメリットの反面、正直すぎて融通がきかないというデメリットを抱えています。

例えば、あなたの周りにも冗談が通じない人、上手にうそがつけない人、本音と建前の使い分けが下手な人がいるはずです。

真面目すぎる人は、感受性が強い人と同じように、他人の評価や言動を気にしすぎたり、バカ正直に受け取ってしまい、1人で抱え込んで思い悩んでしまいます。

ときには、自分に都合の悪いことを「受け流す」という姿勢も必要です。

 

失敗することが多い

「何をやってもうまくいかない。」

失敗することが多い人の中で、ネガティブ思考の人は、自己嫌悪に陥りやすいです。

「失敗=貴重な経験、成功のためのヒント、必要な経験値」のようにプラスに捉えられる人は、失敗しても自信を喪失するどころか、「経験値が増えて、レベルアップした」とポジティブに考えて、成長していけます。

しかし、「失敗=評価が落ちた」などとマイナスに受け止める人は、失敗が続くことで、自信を失い、自分のことが嫌になることがあります。

 

コンプレックス

外見や性格などに強いコンプレックスを持っている人は、それが理由で自分を好きになれない人が多いです。

例えば、一重、目が小さい、鼻が大きい、ニキビ跡がある、出っ歯、歯茎が気になる、胸が小さい、太っている、背が小さい、足が短いなど挙げればキリがありません。

誰しも、自分の体で嫌いな部位は持っているはずです。

 

自分が気にしているところを友人にからかわれたりすると、友人に悪気がないことを認識していたとしても、それが心の傷となり、過剰に気になったり、悩んでしまうことがあります。

 

人付き合いが苦手

自分嫌いな人は、コミュニケーションを苦手としており、人付き合いがうまくできない人が多いです。

周りの空気や相手の心中を気にしすぎるあまり、自分の言いたいことを我慢する傾向があります。

また、大勢が集まる場所で、うまく立ち回っている人や、口が達者な人を見ると、「どうして、自分はうまく話せないんだろう。」と自己嫌悪に陥り、自分のことを嫌いになってしまうのです。

 

過去のトラウマ

子供の頃に、いじめや仲間はずれにされた経験があり、それを未だにトラウマとして引きずっている人は、なかなか自分に自信が持てないでいます。

他にも、虐待を受けていたり、親から褒められたり愛された経験がないなど、幼少期の家庭環境が原因で自分嫌いになる人がいます。

 

理想が高すぎる

向上心が強くて、理想が高い人は、目標を達成するため、または「自分の理想の姿」に近づくために継続して努力できる人です。

過去の自分と比較して、成長していることをポジティブに捉えられる人は、自分嫌いになる可能性は低いですが、すぐに他人と比較してしまう人やネガティブ思考の人は、注意が必要です。

自分の思った通りの結果が出ないと、自分はつまらない人間である、自分はちっぽけな人間であるといった心情に陥りやすく、自己否定しやすい傾向にあります。

 

完璧主義

完璧主義の人は、プライベートでも仕事でも、常に100点満点でないと気が済まないため、少しでもうまくいかないことがあると、「何で自分にはできないんだ。」などとイライラをつのらせます。

また、手を抜くところが分からないので、肉体的にも精神的にも疲れやすく、ストレスをためやすいのです。

さらに、自分よりもうまく立ち回っている人を見て、劣等感を感じ、自己嫌悪になったり、さらなる「完璧」を目指してドツボにはまることもあります。

 

こだわりが強い

物事に対して、「こうあるべきだ。」、「こうでなければならない。」というこだわりが強い人は、それが達成できないと、不満やストレスを感じます。

そして、うまくいかない原因を自分の中で突き詰めていく人は、「自分はこうあるべきなのに、なぜ思ったようにできないんだ。」と考え、自己嫌悪に陥ることがあります。

 

仕事がうまくいかない

仕事でうまくいかないことが続くと、「何で、自分はこんなにも仕事ができないんだろう。」と自己嫌悪に陥り、自分の無力さ、無能さを嘆き、自分嫌いになることがあります。

また、同期で仕事ができる人と自分を比較して、さらなる劣等感に苛まれ、自信を失い、ネガティブな考えに陥ってしまいます。

 

恋人とうまくいかない

恋人との関係がギクシャクしていたり、マンネリ化していたり、関係がいつまでも進展せずに停滞しているとき、それを「自分のせいだ」と決めつけて、1人で悩んでしまう人がいます。

こんなときに、友人に相談できる人は、問題が早く解決したり、悩む時間が少なくて済むので、自己否定にまで発展しないのですが、自分嫌いな人はそうもいかないのです。

「こんなこと、友人に相談してもいいのかな。」、「友人に面倒なヤツだと思われたりしないかな。」などと考えてしまい、周りの人に気軽に相談したり、彼氏の愚痴をこぼしたりすることができないので、自分だけで処理しようとします。

その結果、自分の殻に閉じこもったり、自分のことを嫌いになってしまうのです。

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自分嫌いを治す方法

自分嫌いから抜け出すには、以下の方法が有効です。

  1. 家族に褒められることをする
  2. 自分と同じ悩みを抱えている人を探す
  3. 自分の嫌いなところと好きなところを書き出す
  4. 改善できる部分とできない部分に分ける
  5. 目的を持って取捨選択する
  6. 専門家に相談する

では、順番に説明します。

 

家族に褒められることをする

自分嫌いな人は、自分に自信が持てなかったり、自己評価が低いことが多いです。

自分に自信をつけるには、学生なら勉学やスポーツで活躍したり、社会人なら仕事で結果を出すのが最も手っ取り早い方法と言えます。

ただ、誰もがそう簡単に勉強や仕事で結果を出せるわけではないので、まずは家族、恋人、親友などあなたが大切にしている人が喜ぶことをしてあげましょう。

 

すると、あなたは、相手から少なからず感謝されたり、褒められたりします。

心理学によると、もともと人間には自尊感情なるものがあり、誰しも自分のことをまんざらでもないと思ったり、自分はこの世界に有用な存在だと感じる気持ちがあります。

大切な人の役に立ち、相手から褒められることで、この自尊感情を満たし、自分は価値ある存在だと認識し、自分嫌いから脱却するのです。

 

自分と同じ悩みを抱えている人を探す

「自分嫌い」という悩みは、人に相談しにくい問題です。

家族や友人に打ち明けるのも勇気がいることでしょう。

今は、SNSという便利なツールがあるので、ツイッターやフェイスブックで検索すると、同じような悩みを抱えている人やそういった人たちが集まるコミュニティを容易に見つけることができます。

 

自分嫌いで悩んでいる人にコンタクトをとったり、コミュニティに参加して、悩みを相談してみたり、ネットの質問掲示板で意見をアドバイスをもらうのもよいでしょう。

ネット上なら匿名なので、悩みを打ち明けやすいのではないでしょうか。

また、自分の不満や悩みを文章に書き出すだけでも、心の整理ができて、ストレス解消にもなります。

 

自分の嫌いなところと好きなところを書き出す

自分嫌いな人は、短所やコンプレックスなど、ネガティブな面にばかり注目しがちなので、長所や好きなところを再認識するために、ノートに書き出してみてください。

これまでの人生を振り返り、人から褒められたこと、感謝されたことなどを思い出し、自分の長所をより具体的な言葉で表すのです。

この作業を行うときは、他人と比較してはいけません。

 

「数学が得意だ。でも、クラスのA君にはかなわないから、本当に長所と呼べるのかな。」などと考えず、自分基準で得意としていることをできるだけ多く挙げてください。

この作業を行うことで、隠された自分の特技や長所に気づくことができ、自分に少し自信が芽生えるはずです。

これが自分嫌いから脱却する第一歩となるのです。

それは、あなたの将来の可能性を広げることになるので、自己分析は時間をかけて真剣に行ってください。

 

改善できる部分とできない部分に分ける

長所と短所をノートに書き出したら、自分嫌いの人はおそらく短所が目につくはずです。

そこで、短所の中で、自分の努力で改善できるものと改善困難なものとに分けてみましょう。

例えば、自分の容姿が醜い、背が低いといった悩みは、自分の努力で解決するのは難しいです。

 

容姿にコンプレックスがあるなら、「将来お金を貯めて、高須クリニックで整形すればよいのだ。」と捉えて、それ以上悩むことは止めましょう。

現時点における自分の努力で解決できないことをグチグチ悩んでも時間の無駄です。

それよりも、改善可能な短所に目を向けて、それを解決していく方がよっぽど生産的であり、あなたのためになります。

 

目的を持って取捨選択をする

私たちは、学校や職場など、少なからず何らかのコミュニティに所属しており、そこでの様々な出来事や人間関係などがきっかけとなって、自信を失ったり、自己嫌悪に陥ることがあります。

自己嫌悪、自分嫌いから抜け出して、できるだけ毎日楽しく生きていくためには、目的を持って取捨選択することが必要となります。

目的がハッキリしていれば、何を捨てて、何を捨てないかの選択がきっぱりとできます。

 

例えば、家族との時間を第一優先にしたいなら、上司の目を気にして残業したり、接待ゴルフにも参加せずに、「会社のことは、もうこれでいい。」と割り切ることができます。

一方で、会社での出世を目指すなら、上司からの評価や信頼を上げるために、あらゆる努力をしなければなりません。

ときには、行きたくもない接待ゴルフにも進んで顔を出さなければならないかもしれません。

 

いずれにせよ、自分にとっていちばん大事なものや目的を明確にするからこそ、うまく割り切りができるので、心の負担も軽くなり、不満やストレスの蓄積から自己嫌悪に陥ることを回避できます。

 

専門家に相談する

自分嫌いを克服するために、いろいろと実践してみたものの、改善が見られないのであれば、専門家に相談しましょう。

心療内科や精神科にかかるか、カウンセラーに相談するなどして、まずは自分の心の悩みを思う存分吐き出して、心を軽くすることから始めます。

 

「オレ、実は自分のことが嫌いなんだけど、どうすればいいと思う。」

このように友人に相談するのは、敷居が高いと感じるでしょう。

専門家は、患者のプライバシーを守ってくれますし、あなたの心の悩みに寄り添い、解決策を提案してくれます。

 

まとめ

自分嫌いな人は、自分に自信が持てなかったり、マイナス思考の傾向があります。

まずは人から褒められたり、感謝されることをして、小さな成功体験を得ることで、「自分はやればできる男だ。」と思えるようになることが大事です。

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