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夏になると出没する蚊。

寝ているときに耳のそばで鳴る「ブーン」という音に悩まされている人も多いでしょう。

また蚊に刺された際の痒みも厄介です。

 

数時間で治まることもあれば、翌日以降に痒みがぶり返して、痒みが止まらなくなったり、かきすぎて水ぶくれができることもあります。

今回は、蚊に刺されたときのかゆみの原因や対処法などについて解説します。

 

蚊のかゆみの原因

蚊に刺されるとかゆくなるのは、刺されたときに注入される蚊の唾液によってアレルギー反応が起こるためです。

このアレルギー反応には即時型反応遅延型反応の2種類があります。

 

即時型反応

即時型反応は、蚊に刺されてすぐに起こる痒みのことです。

 

まず、アレルゲン(蚊の唾液)が体内に侵入すると、B細胞によってIgE抗体が作られます。

大量に作られたIgE抗体は肥満細胞(マスト細胞)という細胞の細胞膜の上に結合します。

この状態をアレルゲンに感作した状態といいます。

 

感作した状態でアレルゲンが再び体内に侵入し、肥満細胞上のIgE抗体と結合すると、肥満細胞の細胞内に含まれる様々な化学伝達物質が、細胞の外に放出されることになります。

そのうちの一つに、かゆみを起こすヒスタミンがあります。

 

初めて蚊に刺されたときは蚊の唾液が体内に注入されても、体はアレルゲンだと判定しないので、かゆみや発疹などの反応は起こりません。

しかし、何度か蚊に刺されることで、蚊の唾液を異物と認識するようになり、上記のメカニズムから、アレルギー反応が起こるようになります。

 

一般的に、即時型反応は、蚊に刺された直後(約15分以内)に起こり、数時間程度で治まります。

 

遅延型反応

蚊に刺された数時間後から翌日にかけて起こる痒みをさします。

個人差はありますが、遅延型のアレルギー反応では、約1~2週間は断続的に痒みがぶり返します。

遅延型の反応は、即時型とは異なり、抗体とは無関係です。

白血球から痒みや炎症を起こす物質が出てくることで起こります。

 

このように、蚊に刺されたときの痒みには、すぐのかゆみ(即時型のアレルギー反応)とぶり返すかゆみ(遅延型のアレルギー反応)の2種類があります。

 

なお、蚊に刺されて痒みが起きたときに、痒い部分をかいてしまうと、その刺激からさらにヒスタミンなどの物質が放出されるので、かゆみが増幅されます

さらに皮膚を強くかくと、皮膚がかき壊されてバリア機能が弱くなるため、細菌感染によって炎症を起こすこともあります。

そのため、刺された箇所を不用意にかいてはいけません。

 

では、次に蚊に刺されて痒いときの対処法について解説します。

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痒いときの対処法

蚊に刺されたときの痒みを止める方法については、ネットで検索すると以下のような方法が紹介されています。

  • 15分間お湯に浸す
  • セロハンテープをはる
  • 石鹸をぬる
  • 塩でもむ
    etc

 

特に患部をお湯につけるという方法は、「蚊 湯につける」などのキーワードでツイッターを検索すると、以下のように効果があったとするコメントが多く見られます。

 


ただ、医学的根拠に乏しいので、あまりおすすめはしません。

 

私自身が実践した方法で最もかゆみを鎮める効果が高く、即効性のあったのは、かゆみ止め薬です。

蚊に刺されたときの痒みには、即時型と遅延型の2種類があるのは前述の通りです。

即時型の場合は、ヒスタミンが原因なので、ヒスタミンの働きを阻害する抗ヒスタミン薬適しています。

抗ヒスタミン薬の市販薬では、即効性があり清涼感が持續するムヒSなどがおすすめです。

 

遅延型の痒みには、腫れや赤みの原因となる炎症を抑えるステロイド軟膏が有効です。

液体ムヒS2aは、さっと塗れて痒みや炎症を鎮めてくれます。

 

ムヒの公式サイトを見ると、上記のように痒みの種類に応じて異なる商品が推奨されていますが、私が両方使ってみたところ、液体ムヒS2aだけで十分だと考えています。

というのも、液体ムヒS2aは痒みを鎮める成分がいくつか含まれており、蚊に刺された直後の即時型のかゆみもすぐに解消してくれたからです。

また、痒みを鎮める効果や清涼感が持続するので、乾いた後にかゆみがぶり返すこともありませんでした。

さらに、塗った後すぐに乾いてベタつかないところもGOODです。

 

即時型の痒みが生じた時点で液体ムヒS2aと塗っておけば、すぐのかゆみも治まり、なおかつ翌日以降に起こるぶり返して起こるかゆみや炎症も防いでくれます。

以上から、蚊に刺されたときの対処法としては、患部をかく前に液体ムヒS2aをすぐに塗ることをおすすめします。

 

症状が強い場合は蚊アレルギーの可能性も

一般的に、蚊による虫刺されでは、赤み、腫れ、かゆみ、水ぶくれなどの症状が現れますが、数日ほどで自然に症状は治まります。

しかし、刺された箇所の腫れがひどい、深い潰瘍や黒いかさぶたをつくる、40度近い高熱が出る、リンパ節が腫れるといった場合は、蚊アレルギーの可能性があります。

この場合は、基礎に免疫異常や悪性腫瘍がないかどうかを検査する必要があるので、医療機関に相談してください。

 

まとめ

蚊に刺されたときの痒みは、蚊の唾液によって起こるアレルギー反応が原因です。

そして、痒みの種類には、すぐのかゆみ(即時型)とぶり返すかゆみ(遅延型)の2種類があります。

これらの痒みには抗ヒスタミン薬やステロイド軟膏などのかゆみ止め薬が有効です。

液体ムヒS2aは、即時型と遅延型両方の痒みを鎮めてくれるので、私はこの商品をもうかれこれ10年以上愛用しています。

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参考にした書籍

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