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風邪をひいたときに目が痛いと感じることはありませんか?

風邪による眼痛は、頭痛からきている場合もありますし、急性副鼻腔炎や結膜炎を起こしている可能性もあります。

また、風邪ではなく、単なる目の疲れが原因のこともあります。

 

今回は、風邪で目が痛い原因と対処法について解説します。

風邪で目が痛い原因

風邪で眼痛が起こるのは、次のような理由が考えられます。

  1. 頭痛によるもの
  2. 急性副鼻腔炎
  3. ウィルス性結膜炎
  4. 眼精疲労

では、順番に説明します。

 

頭痛によるもの

目の痛みとともに頭痛が起きている場合は、頭痛によって目の奥に痛みが生じていると考えられます。

目の奥が痛いとき、痛みの生じている部位が「目」なのか「頭」なのかを正確に把握することは難しいので、頭痛を目の痛みと勘違いしている可能性があります。

 

急性副鼻腔炎

かぜ症候群の炎症性疾患の一つに急性副鼻腔炎があります。

急性副鼻腔炎は、ウィルスや細菌への感染により鼻腔や副鼻腔の粘膜に炎症が起こり、副鼻腔の換気や分泌物の排泄が滞ることで、膿が副鼻腔に溜まった状態をいいます。

この病気にかかると、鼻づまり、膿性の鼻水、頭痛、発熱、眼痛、頬や鼻根部などの圧迫感・痛みなどの症状が現れます。

 

急性副鼻腔炎では、副鼻腔の膿の排出を促すために抗生物質や消炎薬などが用いられます。

また、耳鼻咽喉科ではネブライザー療法を行ない、副鼻腔の換気と排泄をよい状態に保つようにします。

重症の場合は、鼻から上顎洞に針を刺し、膿を洗い出す処置が必要になります。

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ウィルス性結膜炎

アデノウィルス、エンテロウイルス、ヘルペスウィルスなどの感染によって生じる結膜炎をいいます。

 

流行性角結膜炎

アデノウィルスの感染が原因で起こる結膜炎であり、俗にはやり目と呼ばれています。

プールや温泉で感染することがあり、感染から約1週間の潜伏期間を経て発症します。

充血、めやに、流涙、異物感、リンパ節腫脹、発熱などのかぜ症状を伴うことがあります。

通常は、発病から約2週間で治りますが、症状緩和のために抗生物質やステロイド、消炎薬の点眼が行われます。

 

急性出血性結膜炎

エンテロウイルスやコクサッキーウイルスの感染による急性結膜炎です。

感染から約1日の潜伏期間を経て発症します。

結膜の充血、めやに、流涙、眼痛などをともなうことがあります。

約1週間で自然治癒します。

 

単純ヘルペス結膜炎

単純ヘルペスウィルスの感染で起こる結膜炎です。

初感染は子供に多く、再発型は大人に多いです。

流行性角結膜炎とほぼ同じ症状が現れます。

治療には、抗ウィルス薬のアシクロビル眼軟膏が用いられます。

 

眼精疲労

風邪が原因ではなく、単なる目の疲れから目の痛みが起きている可能性もあります。

眼精疲労では、眼痛、目の疲れ、まぶたがピクピクする、目がぼやけるなどの眼科的症状に加えて、頭痛、めまい、肩こり、関節痛、吐き気、便秘など目以外の症状もともないます。

 

 

風邪をひいて目が痛いときは何科?

前述の通り、風邪をひいたときに目の痛みが起こるのは、頭痛からくるもの、急性副鼻腔炎、結膜炎などいくつかの原因が考えられます。

急性副鼻腔炎は内科または耳鼻科(耳鼻咽喉科)、結膜炎は眼科を受診するのがよいですが、自己判断が難しい場合は、先んず総合病院の内科にかかるとよいです。

総合病院であれば、耳鼻科も眼科も抱えているので、内科で急性副鼻腔炎や結膜炎が疑わしいと診断された場合は、すぐに適切な診療科にまわしてもらえるからです。

 

対処法

頭痛、急性副鼻腔炎、結膜炎などが原因で眼痛が起きている場合は、病院で適切な治療を受けてください。

ここでは、目の疲れ(眼精疲労)によって、目が痛いときの対処法を解説します。

  1. 合谷のツボ押し
  2. 天柱、風池のツボ温め
  3. タオルの温冷療法
  4. 昼寝

 

 

合谷のツボ押し

合谷は、首から上の病にきくと言われ、手の甲側の親指と人差し指の骨が交わるところにあります・

一押し3秒ずつ、左右20回ゆっくり押してみましょう。

合谷のツボの位置は以下の動画で解説しています。

 

天柱、風池のツボ温め

首筋の天柱や風池のツボも目の疲れには効果的です。

丸いビンの中に湯を入れて、キャップをしっかりとしめて枕の上にのせ、天柱や風池のツボがあたるように仰向けに寝ます。

湯の温熱効果で首筋のツボが刺激され、目の痛みに効きます。

<天柱>

 

 

<風池>

 

 

タオルの温冷療法

疲れ目で目の周囲がほてっているときは、冷やしタオルで目を冷やすと気持ちよく、疲れ目の解消に役立ちます。

また、血液の循環が悪くなっているときは、温めたタオルをまぶたの上からあてることで、血行を改善し、目の疲労回復を早めます。

温めたり、冷やしたりを交互にやるのも効果的です。

 

なお、どちらがよいのか分からない場合は、気持ちいいと感じる方を優先しましょう。

タオル温冷療法を行うときは、コンタクトレンズは外してください。

 

昼寝

私は、疲れ目によいと言われる方法をいろいろと実践してきましたが、その中でも最も即効性があり、効果のほどが大きかった方法が昼寝です。

ベッドに横になって本格的に寝るのではなく、机に顔を伏せて15分ほど仮眠をとると、目のショボショボやかすみなどが一気に解消されます。

会社では人目もあるので難しいかもしれませんが、昼休憩の際など、周りに人が少ないときに実践してみてください。

 

まとめ

風邪で眼痛が起こるのは、次のような理由が挙げられます。

  1. 頭痛によるもの
  2. 急性副鼻腔炎
  3. ウィルス性結膜炎
  4. 眼精疲労

 

急性副鼻腔炎やウィルス性結膜炎では風邪によく似た症状が現れます。

これらの病気が疑われる場合は病院で適切な治療を受けてください。

 

なお、疲れ目から眼痛が起きている場合は、ツボ押しや温冷療法、昼寝が効果的なので、目の疲れを感じたときに実践してみてください。

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