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あなたは、苦手なタイプの人や周囲から嫌われている人と、どのように付き合っていますか?

学校や職場など何らかのコミュニティに所属していれば、嫌いな人の1人や2人はいるはずです。

本来なら、口も聞かず、距離を置いて、できれば付き合い自体を止めたいところですが、嫌いな相手が会社の上司や職場の同僚であれば、そう簡単にはいきません。

 

今回は、嫌いな人との付き合い方や接し方についてのポイントを解説します。

嫌いな人との付き合い方・接し方

嫌いな人とうまく付き合っていくには、これから説明する16個のポイントを押さえておくことが大切です。

  1. 嫌いな人とは長く、じっくり話す
  2. “細かいこと”こそ気をつける
  3. 自分が「ほんの少し」変わってあげる
  4. お世辞でもいいから褒める
  5. 断定口調で話さない
  6. 相手に口答えしない
  7. 「なぜ?」と質問するのをやめる
  8. とりあえず口角を上げる
  9. 共通点を見つける
  10. 会話するときに、相手の名前を入れる
  11. 好意の返報性を利用する
  12. 自尊感情を高める
  13. 嫌いな人の友人と仲良くなる
  14. 人間力アップのためと割り切る
  15. 「かわいそうな人だ」と上から目線で見守る
  16. 完全に嫌われたら無理にリカバリーしない

では、各項目について順番に説明します。

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嫌いな人とは長く、じっくり話す

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嫌いな人と話すとストレスになるので、できるかぎり短い会話で、話しを切り上げたくなります。

また、嫌いな人とは、できるだけ会話などせずに、距離をとりたくなります。

 

しかし、嫌いな人とうまく付き合っていくためには、あえて長く話し、じっくりと相手の話しを聞いてあげる方が、相手からの好感度は高くなります。

というのも、心理学において、人間には自尊感情というものがあり、誰しもが「自分は価値ある存在だ。」と認識しているからです。

 

話を聞くことで、相手の自尊感情を満たして、心に喜びを与えることができます。

すると、相手からの好感度が上がり、それが信頼感へとつながっていくので、相手に自分の要求を通しやすくなったり、あなたへの態度が軟化し、相手から歩み寄ってくることも期待できます。

 

“細かいこと”こそ気をつける

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嫌いな人と接するときには、些細なことに敏感になることをおすすめします。

ハーバード大学のビル・ナーグラー医学博士によると、私たちの人間関係を破滅に陥らせるのは、重大な出来事ではなく、些細なことだとしています。

例えば、挨拶を忘れた、後で電話をすると言ったのにしなかった、会話するときに不機嫌な表情をしていたなどが挙げられます。

とりわけ、挨拶は、どんなに注意しても、したりないくらい大切なものです。

 

仕事が終わった後の「今日もお疲れ様でした。」、「お先に失礼します。」といった何気ない挨拶が、私たちは嬉しく感じるものです。

あなたに後輩がいるなら、自分より先に帰宅するときに、「お先に失礼します。」と言って帰る人には、悪い気はしないはずです。

逆に、何も言わずに、無言で席を立って、さっさと立ち去った場合、「オレは、まだ仕事しているのに」と口には出さないものの、あまりいい気はしないでしょう。

 

特に、嫌いな人に対しては、関わりたくないという気持ちから、挨拶を忘れがちなので、注意した方がよいです。

他にも、名前を呼ばれたらすぐに返事したり、約束を必ず守るようにしたり、つまらない冗談にもきちんと愛想笑いしてあげるといった些細なことに注意を怠らないことが大切です。

それだけで、嫌いな人からのあなたの評価が上がり、あなたに思いやりを持って接してくれるでしょう。

 

自分が「ほんの少し」変わってあげる

「嫌いな人との関係がどうもしっくりこない」と感じたら、そのまま放っておいてはいけません。

人間関係に自然治癒はなく、放っておけばおくほど、かえって溝は深まっていきます。

クリフォード・ノートリウスとハワード・マーカムという2人の心理学者によると、人間関係を継続させるためには、あなたがほんの少し変わってやることが大切だとしています。

 

嫌いな人と良好な人間関係を保つには、相手を変えたり、相手に何か働きかけようとするよりも、自分が相手に合わせて少しだけ変わってあげる方がはるかに労力もかかりません。

例えば、嫌いな人と意見がぶるかることが多くなったら、自分が少し折れてあげましょう。

他にも、これまで1回しか挨拶をしていなかったものを、2回にするだけでもよいです。

ほんの少しだけなら、誰でも変わることができます。

 

お世辞でもいいから褒める

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嫌いな人にも、褒めるべき点、愛すべき点が少なからずあるはずです。

それを探してあげて、褒めてあげましょう。

褒められれば、たいていの人は嬉しいものです。

心理学では、私たちには、基本的な欲求として「人に褒めてもらいたい」という承認欲求を持っているからです。

 

たとえお世辞であると分かっていても、褒められれば悪い気はしません。

社交辞令であったとしても、褒められて気分を悪くする人はいないでしょう。

褒めるのが苦手であれば、「なるほどですね~」、「いや、うまいですね~」という感嘆のセリフを、独り言のようにもらすだけでOKです。

 

褒めて相手に気に入られると、みんなから嫌われているような人でも、あなたにだけは態度を改めてくれる可能性がでてきます。

 

断定口調で話さない

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嫌いな人と話すときは、断定口調で話さない方がいいです。

というのも、心理学によると、断定的な口調、決めつけるような発言をすると、聞かされている相手は、ムッとすることがわかっているからです。

人を不愉快にさせたくなければ、何事も決めつけるような発言はしない方がよいです。

 

嫌いな相手と距離を置いたり、付き合いを止めることができないなら、相手と平和に過ごしていくしかありません。

そのためには、相手からの印象が悪くなるような事態は避けたいものです。

「こんな風に考えますが、あなたはどう思われますか?」などと、できるだけあいまいに主張をぼかすようにしたほうがいいのです。

 

相手に口答えしない

嫌いな人には、口答えしない方がよいです。

周りから嫌われている人は、性格がキツかったり、人への接し方が横柄だったり、プライドが高かったりといった特徴があります。

こういった人に口答えすると、口喧嘩に発展する可能性が高いのです。

 

相手を言い負かしたり、論破したところで、得るものは何もありません。

それどころが、相手との関係を悪化させるデメリットしかないのです。

だからこそ、相手との無用な議論はしない方がよいでしょう。

 

特に、あなたの嫌いな人が上司やお客であった場合、絶対に口答えしてはいけません。

例えば、「◯◯を明日までに直しとけ。」と命令されたら、心から喜んでそうさせていただきますという態度を示しておくのが正解です。

「わかりました。すぐに修正致します。」と謙虚な姿勢を見せるからこそ、相手も満足するのです。

 

とはいえ、あなたにも言い分はあるでしょうし、心の中に怒りの感情もフツフツと沸き起こっているはずです。

そんなときは、嫌いな相手を小さな子供だと思って、「子供のすることだから、仕方ないよね。」と広く、おおらかな心で、上から目線で受け止めてあげてください。

 

「なぜ?」と質問するのをやめる

嫌いな人と打ち合わせなどしていると、相手の考えに納得できなかったり、思わず反論したくなったり、イラッとすることが多いでしょう。

ただ、相手への不満の感情をストレートに表現できないので、「なぜですか?」と少しイラッとした表情で聞いてしまうことがあります。

この表現は、決して反論しているわけではなく、単に説明を求めているだけなのですが、反論のように聞こえてしまいます。

 

また、相手を非難しているつもりがなくとも、なんとなく非難しているように聞こえる表現なのです。

というのも、「なぜですか?」という表現は、言葉を補って訳すと、「私はそのように思わないのですが、なぜあなたはそう思うのですか?」という意味になるからです。

よって、「なぜ?」と聞かれた方は、いい気はしません。

 

特に、相手がプライドの高い人や短気な人なら、「なぜ?」の質問がきっかけで、ヒートアップしてしまい、交渉や説得がうまくいかなくなる可能性が高いです。

そのため、嫌いな人と会話するときに、何か疑問が生じたら、「なぜ?」と質問するのではなく、「今おっしゃった◯◯というのは、☓☓という意味ですか?」などと、表現を変えて、相手に説明を求めてください。

 

とりあえず口角を上げる

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笑顔は好感度を上げるための最強の武器です。

反対に、しかめっ面は拒絶の信号となり、「あなたとはお近づきになりたくありません。」というメッセージとなります。

嫌いな相手に笑顔で対応するのは、少し抵抗があるかもしれませんが、良好な関係を保つうえで、最も手っ取り早く、効果的な方法です。

笑顔をつくるのが難しいなら、とりあえず口角を上げることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

共通点を見つける

心理学で、類似性の法則というものがあり、人は、自分によく似た人と一緒にいると安心します。

そのため、自分と共通点の多い人同士は、仲良くなりやすいと言えます。

さらに、人は自分とよく似た態度を取る人をえこひいきしがちです。

例えば、自分とよく似た態度をとる相手に対して、人は援助や協力の手を差し伸べやすくなります。

ビジネスにおいては、一緒に仕事をするのを楽しく感じてもらうことが多くなります。

 

そのため、嫌いな人に自分のことを好きになってもらったり、良好な関係を維持していきたいのであれば、相手の動作やしぐさをさり気なく真似してみてください。

例えば、相手がよく顎に手を持っていく癖があるのなら、自分も真似してみるのです。

これは、心理学の専門用語でミラーリングという手法です。

 

会話するときに、相手の名前を入れる

相手からの好感度を上げる簡単な方法として、会話するときに、相手の名前を意識的に言うというテクニックがあります。

こうすることで、嫌いな人のあなたに対する関心や好感が生まれやすくなります。

とはいえ、言い過ぎは相手にマイナス印象を与えてしまうので、適度に使ってください。

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好意の返報性を利用する

嫌いな人から好かれると、態度が軟化して、あなたに思いやりや優しさを持って接してくれる可能性が高くなります。

そこで、相手から好かれる方法として有効なのが、好意の返報性です。

嫌いな人を好きになるのは、最初は抵抗がありますが、よいところを見つけて、こちらから相手を好きになるのです。

好きになると相手に興味がわき、相手のことを気にかけるため、自然と相手の好きなこと、嫌いなことなどが見えてきます。

すると、相手にも自分の「好き」という感情が伝わり、相手のこちらに対する印象も変わってきます。

 

自尊感情を高める

自尊感情を高める、ようは自分のことを好きなることで、嫌いな人への見方も変わってきます。

というのも、心理学では、自尊感情の高い人は、他人を見るときに、長所から見ていくという傾向があることがわかっています

あなたが嫌いな人と接したり、嫌いな人のことを考えるとき、短所ばかりに目が行っていませんか?

 

周りから嫌われる人にも必ず1つは良いところがあります。

そこに目を向けて、相手と接することで、関係が改善したり、相手の態度が変化することが期待できます。

 

嫌いな人の友人と仲良くなる

嫌いな人の長所を探すには、相手の友人とコンタクトしてみるという方法があります。

あなたが嫌っている人にも、少なからず友人はいます。

その友人に、あなたが嫌っている人の良いところをさり気なく聞いてみるとよいでしょう。

マイナスイメージしかなかった人に対して、思わぬよい一面を発見できる可能性があります。

 

人間力アップのためと割り切る

学校や会社など、私たちは何らかのコミュニティに属しています。

そして、そこには様々な価値観を持った人が集まっているので、周りの人すべてを好きになるのは難しいでしょう。

嫌いな人をどうしても好きになれない場合は、自分の人間力アップの修行のためと割り切って、接してみてはいかがでしょうか。

 

理不尽なことを言われたとしても、これも経験値を積んで、勇者としてレベルアップするためなどと考えて、ゲーム感覚で楽しむのです。

 

「かわいそうな人だ」と上から目線で見守る

周りから嫌われている残念な人と接するときは、「この人は育ちが悪かったんだ」、「愛情を受けてこなかったんだな」、「何か不幸なことばかりに見舞われたんだな」など広い心で見守ってあげましょう。

そうすることで、不要なストレスを溜め込まずに済みます。

仙人になったつもりで、接してあげてください。

 

完全に嫌われたら無理にリカバリーしない

目も合わさない、口も聞かない、挨拶もしないなど、相手から完全に嫌われたら、よほどのことがない限り、あなたは嫌われたままです。

 

そもそも、私たちは、いったん自分が下した印象は、おいそれと変えない傾向にあります。

例えば、職場で財布の盗難事件があり、同僚のAという男性が捕まったとします。

このとき、Aのことを「財布を盗んだ嫌なヤツだ。」という印象を持ったら、後になってAがお金を必要とする十分な理由があったと聞かされたとしても、基本的に最初の印象は変わりません。

 

もし、あなたが誰かに嫌われてしまったのだとしたら、小手先の親切などで仲直りしたり、無理に相手から好かれようとしなくてよいです。

余計なことをするとかえって溝は深まるばかりなので、適度な距離をとりながら、仕事で必要な事務的な連絡は欠かさずに行ないます。

そして、しばらくしてから、挨拶だけはきちんとするくらいで十分です。

 

まとめ

嫌いな人に、「あなたを嫌いです。」というオーラを出すのは厳禁です。

相手もあなたのことを嫌いになってしまいます。

いったん嫌われると、よほどのことがないかぎり、関係を修復するのが難しくなります。

コミュニティでうまく立ち回っていくためには、嫌いな人とも共存していかなければなりません。

周囲から嫌われている人にも、少なからず良いところはあるので、まずはそれを見つけて、あなた自身が相手を少しでも好きになってあげることが大切です。

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