2017年現在の高齢者の人口とその割合、これまでの推移と今後の推計などについてまとめておきます。

2017年の高齢者人口と割合

総務省統計局のホームページによると、65歳以上の高齢者人口とその割合についての最新情報は次の通りです。

65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)人口は3461万人(平成28年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合は27.3%となっています。

前年(3388万人、26.7%)と比較すると、73万人、0.6ポイント増と大きく増加しており、人口、割合共に過去最高となりました。

出典:http://www.stat.go.jp/data/topics/topi971.htm

 

つまり、無作為に10人が集まったら、そのうち3人は65歳以上の高齢者ということです。

 

さらに、男女別では、以下のようになります。

高齢者を男女別にみると、男性は1499万人(男性人口の24.3%)、女性は1962万人(女性人口の30.1%)で、女性が男性より463万人多くなっており、割合では、女性が初めて30%を超えました。

出典:http://www.stat.go.jp/data/topics/topi971.htm

 

女性の高齢者割合は、3割を超えており、男性よりも高齢化が進行していることが分かります。

では、次に高齢者人口と割合の推移について確認しておきましょう。

 

高齢者人口と割合の推移

まずは、以下のグラフを見てください。

これは、統計局がまとめたもので、昭和25年から平成28年までの高齢者人口とその割合の推移を示しています。

 

出典:http://www.stat.go.jp/data/topics/topi971.htm

 

このグラフから、高齢者人口も総人口に占める割合も右肩上がりに上昇してきたことがわかります。

 

さて、日本の高齢者人口の割合は、2017年現在27.3%であり、高齢化が叫ばれていますが、この数字は世界各国の中で、特別高いものなのでしょうか。

次は、高齢者人口の割合の国際比較について見ていきましょう。

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主要国でみる高齢者人口の割合

以下のグラフは、主要国の高齢者人口の割合を比較したものです。

出典:http://www.stat.go.jp/data/topics/topi971.htm

そして、こちらは、上のグラフのデータを表にまとめたものです。

出典:http://www.stat.go.jp/data/topics/topi971.htm

 

まず、平成27年時点での各国の高齢者人口の割合は、グラフでは黄緑色の斜線で示されています。

表のデータも一緒に見ると、高齢者人口の割合は日本が27.3%でトップであり、次いでイタリア22.7%、ドイツ21.4%となっています。

よって、日本の高齢者人口の割合は、主要国の中で特に高いと言えます。

 

さらに、平成7年と平成27年のデータを比較すると、日本の高齢者人口の割合は12.7%も増加しており、主要国の中でも高齢化の進行が早いのです。

グラフで見ても、ここ20年の間に、日本の高齢化が急激に加速していることは一目瞭然です。

 

ここまでで、日本の高齢者人口の割合が、主要国の中でも特に高く、高齢化の進行も他国より加速していることが分かりました。

では、次は再び国内に目を向けてみましょう。

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都道府県別の高齢化率の推移

まずは、以下の表を見てください。

これは、2014年における都道府県別の高齢者人口の割合をまとめたものです。

参考:http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/gaiyou/s1_1.html

 

2014年において、高齢者人口の割合が最も高いのは、秋田県の32.6%です。(黄色部)

そして、高齢化率が最も低いのは、沖縄県で19%です。(青色部)

 

東京22.5%、愛知23.2%、大阪25.7%、福岡25.1%などの都市部の高齢化率は赤文字で示しており、他の都道府県と比べて、高齢者人口の割合が少ないことが分かります。

反対に、秋田32.6%、和歌山30.5%、島根31.8%、山口31.3%、徳島30.1%、高知32.2%など大都市から離れた地方では、高齢化率が30%を超えており、特に高齢化が進行している地域となっています。

 

さて、ここまでで、日本の高齢化の現状は把握できました。

そこで、次は将来の高齢化について説明します。

 

高齢化の将来推計

以下のグラフは、高齢化の推移と今後の推計について内閣府がまとめたものです。

 

出典:http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/zenbun/s1_1_1.html

 

まず、赤色の折れ線グラフは高齢化率を示しており、2015年時点では26.7%ですが、2025年には30%を超え、2060年には39.9%に到達すると予想されています。

 

次に、総人口は2015年時点で1億2711万人ですが、2050年には1億人を割り込み、9708万人に減少すると推計されています。

そして、15~64歳の生産年齢人口は徐々に減少していき、75歳以上の人の割合は上昇していくとのことです。

 

内閣府によると、今後も高齢化率は上昇を続けると予想されます。

まとめ

統計局の最新調査によると、平成28年の高齢者人口は3461万人で、総人口の27.3%の割合となっています。

男女別では、男性の24.3%に対して、女性は30.1%であり、女性の方が高齢化が進行していることが伺えます。

なお、日本の高齢化率は先進主要国と比べても、明らかに高く、進行のスピードも早いのです。

 

内閣府によると、今後も高齢化率は右肩上がりに伸びていき、2060年には39.9%にまで達すると予想されています。

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