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精神安定剤・メレックス(成分名:メキサゾラム)の副作用や効果などについてまとめておきます。

メレックスの副作用

メレックスを服用すると、眠気、ふらつき、めまい、倦怠感、脱力感、傾眠、口渇、食欲不振、歩行困難などが起こったり、ろれつが回らなくなることがあります。

また、連用すると依存症を生じることもあります。

 

メレックスの添付文書によると、上記の副作用の発現率について、以下のように記載されています。

総症例8,195例中、副作用が報告されたのは577例(7.04%)であり、そのうち主なものは、眠気(3.90%)、ふらつき(1.29%)、倦怠感(0.54%)、めまい(0.43%)、傾眠(0.31%)、口渇(0.20%)等であった。

出典:http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/430574_1124025C1030_1_06.pdf

 

よって、副作用では眠気やふらつきなどが起こりやすいと考えられます。

 

メレックスの重大な副作用

メレックスでは、禁断症状や依存性などの重大な副作用が起こることがあります。

 

メレックスの働き

情動と関係の深い大脳辺縁系や視床下部に作用し、意識や精神活動に影響を及ぼさない用量で不安や緊張などを取り除きます。

抗不安作用に比べ運動失調作用が弱いため、高齢者に適した薬とされています。

 

メレックスの効果

メレックスの効果について、添付文書では以下のように説明されています。

本剤の臨床試験は二重盲検比較試験を含めた総症例921例を対象に実施された。

このうち効果判定の行われた対象疾患(神経症・心身症・自律神経失調症)783例の臨床成績の概要は次のとおりである。

上記疾患に対する全般改善率は70.5%(552/783)であった。

特に神経症に対する効果については、不安神経症では有効率75.1%(127/169)、抑うつ神経症では75.9%(60/79)を示し、一方、心身症では慢性胃炎、高血圧症、心臓神経症に対する有効率はそれぞれ85.7%(42/49)、75.0%(63/84)、72.7%(24/33)とすぐれた効果が認められた。

出典:http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/430574_1124025C1030_1_06.pdf

 

神経症・心身症・自律神経失調症に対する改善効果については、まずまずと言えるのではないでしょうか。

 

使用上の注意

メレックスを使用する際の注意点についてまとめておきます。

使用してはいけない人

以下に該当する人は、メレックスを使用できません。

  • メレックスで過敏症を起こしたことがある人
  • 急性狭隅角緑内障、重症筋無力症の人

 

使用に注意が必要な人

以下に該当する人は、メレックスの使用に際して注意が必要です。

  • 心障害、肝機能障害、腎機能障害、脳の器質障害、呼吸障害(呼吸不全)のある人
  • 衰弱している人
  • 妊婦

 

服用方法

1日1.5~3mgを3回に分けて服用します。

 

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は、特にありません。

ただし、併用する薬があるときは、念のために処方医に相談してください。

 

その他の注意点

連用中に急に服薬を中止したり、服用量を急激に減らすと、けいれん発作、せん妄、ふるえ、不眠、不安、幻覚、妄想などが現れることがあるので、指示された用法、用量を守りましょう。

眠気が起こったり、注意力、集中力、反射運動能力などが低下することがあるので、車の運転や危険な作業は避けましょう。

飲酒により作用が増強する恐れがあります。

 

メレックスの薬価

メレックスの薬価は以下の通りです。

(細粒剤)

0.1% 1g 13円

(錠剤)

0.5mg 1錠 6.9円

1mg 1錠 12.6円

 

まとめ

メレックスは、ベンゾジアゼピン系の精神安定薬であり、緊張を和らげたり、自律神経を安定させたりする働きがあります。

人によっては眠気が強く出ることがありますが、眠気が少ない製剤もあるので、処方医と相談してください。

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