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「喉の奥に白いブツブツができて取れない。」

「舌の奥にブツブツができた。」

 

喉や舌にブツブツができて、なかなか治らないと、悪い病気なのではと心配になってしまいます。

今回は、喉にブツブツができる原因と治し方について解説します。

 

喉にブツブツができる原因

喉にブツブツができるのは、次のような原因が考えられます。

  1. 急性扁桃炎
  2. 慢性扁桃炎
  3. 口内炎
  4. ヘルパンギーナ

では、順番に説明していきます。

 

 

急性扁桃炎

急性扁桃炎にかかると、口蓋扁桃(扁桃腺)に白い玉のようなものが付着します。

急性扁桃炎は、口蓋扁桃に急性の炎症が起こる病気です。

 

喉の痛みが強く、飲食物を飲み込めず、耳の周りに響くような痛みを感じることがあります。

また、ひどい寒気、だるさ、38度以上の高熱、手足や背中の関節の重さや痛みが起こることもあります。

口の中では、口蓋扁桃が周囲より赤く腫れ、しばしば表面に膿栓と呼ばれる小さい白いものがついています。

 

慢性扁桃炎

扁桃腺に軽い炎症が持続する状態です。

急性扁桃炎が完全に治りきらずに、喉の痛みや違和感、乾燥感、微熱感などの症状が長く続きます。

口蓋扁桃や前口蓋弓が赤くなり、陰窩(扁桃表面のくぼみ)に膿栓が見られます。

 

治療では、陰窩の洗浄、膿栓の吸引、薬物塗布、うがいなどを中心に、症状や状態に合わせて少量の抗生物質、消炎薬などの内服を行ないます。

症状が強い場合は、扁桃を摘出することもあります。

飲酒や喫煙により症状が悪化することが多いので、控えましょう。

うがいは頻繁に行うべきです。

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口内炎

口内炎では、喉にブツブツができることがあります。

口内炎は、口の中の粘膜に様々な症状が現れる口腔粘膜疾患のなかで、比較的広い範囲に病変が起こり、炎症が生じる場合をさします。

口腔粘膜が赤くなって食べ物がしみる程度から、粘膜が浅くただれるびらん、深い欠損となる潰瘍や、粘膜が盛り上がり出血しやすくなるもの、水ぶくれができるもの、病変箇所が偽膜で覆われるものなど、原因や程度によって症状は様々です。

 

口内炎は症状によって、カタル性口内炎アフタ性口内炎潰瘍性口内炎などに分類されます。

口の中に原因があって起こる場合と、全身的な病気の症状として口内炎が起こる場合とがあります。

また、原因が分からない口内炎も少なくないと言われています。

では、代表的な口内炎について簡単に説明しておきます。

 

カタル性口内炎

口腔粘膜が赤くなって腫れ、口腔内が熱く感じられたり、唾液の分泌が増加する病気です。

舌の縁や歯肉に起こることが多いのですが、口腔粘膜全般に生じることもあります。

 

原因

口腔内の不潔、義歯などの刺激、化学薬品の刺激などが原因で起こります。

また、風邪や胃腸の病気の部分症状としても起こります。

 

治療

原因となる刺激を取り除き、ポビドンヨードやアズレンによるうがいを頻繁に行って、口の中を清潔に保つようにします。

 

 

アフタ性口内炎

口腔粘膜に円形の浅い潰瘍(アフタ)ができるもので、潰瘍が1個だけの場合もあれば、複数個できる場合もあります。

潰瘍の縁の部分が周囲の粘膜よりも赤く、ものが触れたりすると強く痛みます。

唇や頬の内側の粘膜、舌、歯肉によく起こります。

 

原因

過労、精神的ストレス、胃腸障害、ビタミン不足、ウィルス感染などが原因となります。

 

治療

ケナログ、アムメタゾン軟膏などの副腎皮質ホルモン軟膏をアフタのできている部位に塗ります。

予防では、疲れやストレスを溜めない、バランスよく栄養素を摂る、胃腸障害の誘因となるものを避けるなどの方法があります。

うがいをして、いつも口腔内を清潔に保つことが大切です。

 

潰瘍性口内炎

歯肉、舌、口蓋など口腔粘膜のいろいろな部位に潰瘍が生じるもので、病変部には白っぽいカサブタができることが多いです。

そして、カサブタをはがすと、出血することがあります。

高熱が出て、口腔内が赤くなり、小さな水疱が生じ、その後水疱が破れて潰瘍となります。

 

原因は、はっきりとしたことは分かっていません。

治療は、アフタ性口内炎と同じですが、症状のひどい場合は二次感染予防のために、抗菌薬や補液を併用することがあります。

 

ヘルパンギーナ

コクサッキーウイルスの感染で起こる夏風邪の一つです。

この病気にかかるのは90%以上が5歳以下の乳幼児です。

春から夏にかけて流行します。

 

症状

3~5日の潜伏期間を経て発症します。

39度前後の高熱が出て、食欲がなくなります。

喉の痛み、腹痛、頭痛、嘔吐などをともなうことがあります。

 

喉の上顎の奥の部分の粘膜に、直径1mmほどの小さな水疱のような口内疹が複数個できます。

また、これらが潰れて小さな潰瘍になることもあります。

 

治療

熱は2~3日ほどで下がり、その後喉の潰瘍も治り、通常は1週間程度で回復します。

有効な薬はないので、痛みが強いときには解熱鎮痛剤を用います。

 

では、次に喉のブツブツの治し方について説明します。

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喉のブツブツの治し方

喉のブツブツを治すには、次のような方法があります。

  1. 抗生物質などの薬の服用
  2. うがい
  3. 飲酒や喫煙を避ける
  4. 口呼吸から鼻呼吸に改善する
  5. 免疫力を高める

では、順番に説明します。

 

 

抗生物質などの薬の服用

まず、急性扁桃炎など細菌感染が原因の場合は、抗生物質の服用が有効です。

急性扁桃炎なら、抗生物質の内服により、1週間程度で治るとされています。

 

うがい

急性扁桃炎、慢性扁桃炎、口内炎などは、口腔内の衛生状態の悪化が一因となっています。

うがいを頻繁に行って、口の中を消毒、殺菌し、清潔に保つようにします。

 

 

飲酒や喫煙を避ける

飲酒や喫煙は慢性扁桃炎を悪化させる恐れがあるので、避けましょう。

 

口呼吸から鼻呼吸に改善する

口呼吸をしている人は、口腔内が乾燥しやすく、細菌が繁殖しやすい状態となりますし、空気中のウィルスや細菌が直接扁桃腺に当たりやすくなるので、慢性扁桃炎を起こしやすいです。

そのため、口呼吸をやめて、意識的に鼻呼吸をすることが大切です。

 

免疫力を高める

過労や睡眠不足、偏食、ストレスの蓄積などにより、免疫力が低下すると、ウィルスや細菌に感染しやすくなります。

また、免疫力が低いと、回復までの時間も長くなるので、まずは睡眠時間を確保し、栄養バランスのとれた食事をして、疲れやストレスを溜め込まないことが大切です。

なお、免疫力を高める具体的な方法については、以下の記事の最初の方で詳しく説明しています。

免疫力を高める4つの方法

 

まとめ

喉にブツブツができるのは、次のような原因が考えられます。

  1. 急性扁桃炎
  2. 慢性扁桃炎
  3. 口内炎
  4. ヘルパンギーナ

 

特に、慢性扁桃炎は放っておくと、肌荒れ、肩こり、腸の病気、腎臓の病気、関節炎など様々な病気を引き起こすことがあります。

慢性扁桃炎は、陰窩の洗浄、膿栓の吸引、薬物塗布、うがいなどで治療できるので、心当たりのある人は、近くの耳鼻咽喉科に相談してください。

なお、膿栓は、綿棒などを使って自分で取ろうとすると、誤って喉を傷つける恐れがあるので、注意してください。

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