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ノニは、あらゆる痛みを緩和し、100以上の症状や疾病に改善効果を発揮する健康果実です。

また、ノニには美肌効果もあるということで、最近ではセレブなどを中心にノニジュースやノニを含むサプリメントが人気を博しています。

今回は、そんな万能薬的フルーツであるノニに含まれる主な成分とその効能について解説します。

 

ノニジュースの成分

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現在、ノニには150種類以上の薬効成分と栄養成分が特定されており、他にも多くの物質が含まれている可能性が高いと考えられています。

今回は、ノニに含まれる成分の一部を紹介します。

ゼロニン、プロゼロニン、プロゼロニナーゼ、ダムナカンタール、スコポレチン、セロトニン、メラトニン、モリンドン、モリンデン、テルペン、アキュビン、Lアスペルロシド、アリザリン、イリドイド、オレイン酸、ペクチン、フラボノイド、カロチン、各種アミノ酸、各種多糖類、各種アルカロイド、各種アンスラキノン、ビタミンC,ウルソール酸、メチオニン、イソロイシン、トリプトファン、アルギニン、アスパラギン酸塩、チロシン、システインなど

 

次は、これらの成分の中から、主要な物質の効能について説明します。

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主な成分と効能

今回注目するのは、次の成分の効能です。

  1. ゼロニン
  2. プロゼロニン
  3. スコポレチン
  4. ダムナカンタール
  5. アンスラキノン
  6. セロトニン
  7. メラトニン
  8. モリンドン、モリンデン

では、各成分の効能について順番に解説します。

 

ゼロニン

ノニには、ゼロニンという物質が含まれており、これから説明する様々な働きや性質を備えています。

細胞の傷を修復し、炎症を治す

まず、ゼロニンはタンパク質の正常な合成を担う物質です。

 

そもそも、タンパク質はアミノ酸の組み合わせで作られており、その組み合わされ方によって、それぞれ独自の働きや性質が備わります。

例えば、心臓は血液を送り出す働き、肝臓は化学反応や解毒の機能を持っています。

また、免疫細胞には、免疫機能を正常に発動するタンパク質となることで、生体活動が遅滞なく行われ、体の健全性が保たれています。

 

タンパク質で作られた組織や臓器は細胞の新陳代謝によって、平均で3ヶ月くらいで新しく生まれ変わります。

このとき、ゼロニンは、細胞の新陳代謝に関わり、細胞の機能を正常でより効率的にする作用があるとされています。

例えば、細胞に損傷があるときは、それを修復します。

また、臓器や組織に炎症が起きているときは、炎症部分を治し、損傷が拡大するのを阻止します。

 

このように、ゼロニンは、人体を形成するタンパク質の機能と構造を、細胞と遺伝子レベルで正常化させ、損傷が生じたときには、修復する作用を備えています。

つまり、ゼロニンは多くの臓器や組織の不具合や病気を改善させる働きをしてくれるということです。

 

気分の高揚

ゼロニンは、気分を高揚させる効果もあります。

脳の下垂体と視床下部には、モルヒネと同じような作用を持つ物質としてエンドルフィンが分布しています。

エンドルフィンは、鎮痛作用や情動の高揚をもたらし、運動、体温上昇、消化器の蠕動(ぜんどう)を促進します。

また、健康復元に関わる他のホルモン分泌も促すので、一種の快楽ホルモンといえます。

 

エンドルフィンは、体と心の苦痛を取り、前向きに生きる力を与えるホルモンです。

そのエンドルフィンを取り込む受容体(アンテナ、鍵穴のようなもの)には、ゼロニンを取り込む受容体が隣接して存在しています。

次項で説明するプロゼロニンという物質によって、大量に作られたゼロニンが、隣接する受容体に吸着するため、その影響でエンドルフィン受容体の感度が高まり、エンドルフィン作用が起こるのです。

 

それによって、気分がよくなり、明るくなるのです。

 

デトックス効果

ノニには、有害ミネラル、環境ホルモン、食品添加物などの有害物質を体外へ排出させる毒出し機能を高める効果があります。

 

有害物質(毒素)は、消化、吸収、代謝などの生体機能に関わる酵素の働きを阻害します。

そして、酵素の働きが低下すると、臓器の働きが停滞し、さらに体内に毒素が蓄積されていきます。

すると、様々な疾病、消化吸収の異常、代謝異常などを引き起こし、結果として肥満にもつながります。

そのため、肥満解消には、体内毒素の排出が不可欠なのです。

 

ノニのデトックス効果を利用することで、体内の有害物質を排除して、体内を浄化させることで、健康的に痩せることができます。

その他の効果

ゼロニンの主な作用をまとめると、以下のようになります。

  1. タンパク質合成の正常化
  2. 細胞の新陳代謝の促進
  3. 細胞の傷を修復
  4. 損傷した組織の修復
  5. 炎症の緩和
  6. 気分の高揚
  7. 解毒
  8. 免疫力の強化
  9. 鎮痛
  10. 胃酸過多の緩和
  11. 解熱

最初に説明したように、ノニには150種類以上の成分が含まれており、そのうちの1つゼロニンだけでもこれほどの効能があるのです。

 

プロゼロニン

プロゼロニンは、ゼロニンを作るためには無くてはならない物質です。

プロゼロニンは、ノニに含まれるプロゼロニナーゼという酵素の触媒作用によって、ゼロニンに変換されます。

ここで生成されたゼロニンは、細胞、組織、臓器の健全性の回復と復元に寄与します。

そして、病気や老化などによって問題が生じた細胞の修復を促進することで、体の自助再生能力を高めています。

 

ちなみに、これまではパイナップルがプロゼロニンを最も多く含む健康果実とされていました。

しかし、ノニにはパイナップルの約800倍ものプロゼロニンが含まれており、ノニの主要物質といえます。

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スコポレチン

ノニに含まれているスコポレチンという物質は、血管、血液、血圧の正常化作用があります。

スコポレチンは、収縮した血管を拡張する働きがあり、特に末梢血管を開く力が優れています。

そのため、血管が拡張すると、心臓が無理な拍動する必要がなくなり、血圧が下がります。

また、スコポレチンは、高コレステロールや血中脂質の偏りも改善するため、総合的に血液の状態がよくなります。

 

さらに、スコポレチンには、抗菌、炎症抑制機能があり、潰瘍、発赤、発熱、頭痛、強張り、咳などの炎症症状の緩和、改善に効果を発揮します。

 

ダムナカンタール

ノニには、ダムナカンタールという強力な抗がん物質が含まれています。

ノニのダムナカンタールには、2つの方向からの抗がん作用があります。

 

がん細胞を正常細胞に戻す

1つは、癌化によって破壊された細胞の細胞内骨格を修復し、正常細胞に戻す作用です。

がん細胞は、無限に変異増殖を続けますが、この異常な増殖の指令を出し続けているのが、がん遺伝子です。

がん遺伝子は何十種類もあることが分かっており、人のがん遺伝子で最も変異率が高いのは、ラスがん遺伝子と言われています。

このラスがん遺伝子によって、癌化したラス癌細胞に、ダムナカンタールを添加すると、崩れた細胞内骨格が修復され、細胞組織の修復が起こり、正常な細胞に引き戻されるのです。

 

がん細胞の増殖を防ぐ

そして、もう1つは、がん細胞の増殖を阻害する作用です。

ラス癌細胞は、増殖するときに、四方八方に触手を伸ばして、手探りするかのように、際限なく勢力を拡張していきます。

このとき、ラス癌細胞に、ダムナカンタールを添加すると、触手の伸張が止まり、さらにすでに作られた触手が消失して、がん細胞の増殖が完全に停止します。

 

このように、ノニのダムナカンタールには、がん細胞を正常な細胞に引き戻すとともに、がん細胞が増殖するのを防ぐ機能があるとされています。

 

アンスラキノン

ノニには、アンスラキノンという成分が含まれており、ノニジュースの苦さを生み出す物質です。

実は、ダムナカンタールもアンスラキノンの一種ですが、ノニには他のアンスラキノン類も複数含まれています。

アンスラキノンには、消化器系の働きを活性化し、正常化する作用があります。

消化に関わる分泌液(消化液など)や体内酵素、胆汁の分泌を促進し、消化器官に発生した障害を改善します。

 

セロトニン

セロトニンは、脳に基盤をおく生体維持機能を動かす物質です。

そして、セロトニンを取り入れるための受容体(アンテナ)は、脳ではなく、小腸に最も密集していると言われています。

つまり、消化管の機能が低下していると、セロトニンを十分に取り入れることができず、腸の蠕動がうまく働きません。

 

また、セロトニンは、腸管と気管支の平滑筋を収縮させる働きをしています。

ノニには、セロトニン類似物質も含まれているため、アンスラキノンとの連携で、それがスムーズに取り入れられて、腸の蠕動運動が活発になります。

セロトニンは脳内ニューロン(突起を持つ神経細胞)の神経伝達物質としての働きを担っていることから、セロトニン類似物質も気分の高揚、疲労感の解消、中枢神経の緊張解消などに有効性を発揮するとされています。

 

ノニを飲むと、多くの人が前向きなきもちになるのは、セロトニン類似物質とアンスラキノンの働きと関係があると考えられています。

 

メラトニン

1日の生命活動は、朝起きて、夜寝るように、一定のリズムに支配されています。

その生体リズムを動かしているのが、脳によって刻まれている生体時計です。

生体時計によって調整されるのは、睡眠だけではありません。

体温や心臓の拍動、胃腸の蠕動、血糖値のコントロール、気分の浮き沈み、排卵秋季、臓器機能など、あらゆる生体活動が、ホルモンや生理活性化物質を介して、体内時計の支配を受けて、バランスコントロールされています。

 

その生体時計を直接、調整する働きを担っているのが、メラトニンという脳内ホルモンです。

ノニを飲んだとき、ほとんどの人が気分の良さや高揚感を味わい、睡眠、排尿、排便など、基本的な生活リズムの回復と落ち着きを実感するとされています。

これは、スコポレチンが脳の松果体に働きかけて、セロトニンという脳内ホルモンを産生させますが、松果体はさらにそのセロトニンから、メラトニンを作ります。

 

このメカニズムによって、ノニは生体時計を正常化し、細胞修復物質や抗炎症物質など、多様な有効成分を働かせることで、体の不調や疾病を改善しています。

 

モリンドン、モリンデン

ノニに含まれるモリンドンとモリンデンは、抗菌、殺菌作用を有する物質です。

皮膚や体の組織に寄生する有害菌の増殖を抑えたり、殺したりする働きがあります。

例えば、水虫の白癬菌には、患部にノニを塗布することで増殖を抑えることが可能です。

 

まとめ

ノニには、150種類以上の成分が含まれています。

本記事では、その中でも特筆すべき8つの物質について解説しました。

  1. ゼロニン
  2. プロゼロニン
  3. スコポレチン
  4. ダムナカンタール
  5. アンスラキノン
  6. セロトニン
  7. メラトニン
  8. モリンドン、モリンデン

 

ノニには、様々な健康効果があり、ネットでも多くのサイトで紹介されています。

ただし、中には誤った情報を掲載しているページも少なくありません。

ノニの健康効果に関する誤情報に惑わされないためには、まずはノニに含まれる成分を把握し、主要な成分の効能を正しく理解する必要があります。

本記事が、そのお役に立てたなら幸いです。

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