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今年の冬もノロウィルスが猛威をふるうと予想されており、発症して下痢と嘔吐の連続攻撃でダウンする前に、早めに予防策を講じておいた方が良さそうです。

ただ、ノロウィルスには今のところワクチンがないので、予防接種を受けることができません。

そのため、予防といっても、手洗いやうがいの励行、マスク着用といった方法しか思いつかない人も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回はノロウィルス予防法として、近年注目されているヨーグルトを取り上げます。

ヨーグルトは、含まれている乳酸菌によって期待できる健康効果が異なり、R-1、プロビオヨーグルトLG21、Bioヨーグルト、カスピ海ヨーグルトなど様々な種類のものが販売されています。

特に近年では、ラクトフェリンというタンパク質の入ったヨーグルトがノロウィルスに有効だと言われています。

 

本記事では、ノロウィルス対策としてヨーグルトが有効な理由やラクトフェリンによる予防効果についてまとめておきます。

ノロウィルス予防にヨーグルトが有効な理由

ヨーグルト

ヨーグルトは、乳酸菌の種類によって健康効果が異なると言いましたが、種類によらず概ね期待できる効果として、次の項目が挙げられます。

  • 便秘改善
  • 美肌効果
  • 生活習慣病予防
  • 精神安定
  • 脂肪燃焼の促進
  • ウィルス、細菌への免疫力向上
    etc

 

ヨーグルトには、免疫力を向上させる効果があるので、ノロウィルスに限らず、風邪やインフルエンザの予防にも有効だと考えられています。

ここで、ヨーグルトで免疫力が強化される理由を説明しておきます。

 

まず、体の免疫力と密接に関係しているのは腸です。

腸には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌という3種類の細菌が住みついています。

善玉菌は、食べ物の消化吸収をサポートしたり、病気への抵抗力を高める効果があります。

 

一方で、悪玉菌は炎症を引き起こしたり、発がん性物質を作り出すこともある有害な細菌であり、悪玉菌が増殖すると腸炎やウィルス感染症などのリスクが高まります。

腸内の細菌の総量はほぼ一定なので、善玉菌が増えると悪玉菌が減り、悪玉菌が増えると善玉菌が減ります。

そのため、病気にかかりにくくするためには、善玉菌を増やす(悪玉菌を減らす)ことが大切だと分かります。

 

善玉菌の代表格の1つであるビフィズス菌は、牛乳やヨーグルトなどの乳製品に含まれる乳糖を利用して数を増やしていきます。

よって、ヨーグルトを食べることで、善玉菌が増えて、腸内環境が改善し、ウィルス感染症にかかりにくくなるというわけです。

株式会社明治によると、ヨーグルトを毎日100g以上食べることで善玉菌を増やせるとのことなので、ヨーグルトを継続的に摂取することは、ノロウィルス胃腸炎の予防につながります。

 

ここまでの説明で、ヨーグルトがノロウィルスを含めたウィルスや細菌などの感染症予防に有効だということを理解していただけたはずです。

そこで、次は、様々な種類のヨーグルトの中でも、ノロウィルスに対して、特に高い予防効果を発揮することで注目されている「ラクトフェリン入りヨーグルト」を紹介します。

 

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ノロ対策にはラクトフェリン入りのヨーグルトがおすすめ

ラクトフェリン

 

多くの種類のヨーグルトの中で、ノロウィルス胃腸炎の予防に効果が高いことで話題になっているのが、ラクトフェリンというタンパク質の入ったヨーグルトです。

ラクトフェリンというと聞き慣れない物質名かもしれませんが、実は涙、唾液、鼻汁、胆汁、羊水、母乳など私たちの体の分泌液中に含まれており、血液中にも存在しています。

特に、ラクトフェリンは母乳に多く含まれており、乳児を感染症から守る働きをしています。

 

では、ここからは、ラクトフェリンがノロウィルス感染症の予防に有効なワケを説明していきます。

まず、ノロウィルスは、小腸の上皮細胞でのみ感染し、短時間で急激に増殖していきます。

ラクトフェリンは、腸の上皮細胞の表面にぴったりと張り付いて覆うことで、ウィルスが細胞内に入り込むことを防いでくれます。

 

さらに、ラクトフェリンは、胃の中で、一部がラクトフェリシンという物質に変化し、直接ノロウィルスにくっつくことで、ウィルスが腸の細胞に付着するのをガードします。

以上から、ラクトフェリンはノロウィルスを直接的に予防する効果があります。

 

ラクトフェリンの抗ウィルス効果については、こちらの動画でも説明しているので、ぜひご覧になってください。

 

上の動画でも説明しているように、ラクトフェリンは、腸の細胞に入り込んでしまったノロウィルスの増殖を抑制する効果もあるため、ノロウィルス感染後にも有効だと言えます。

では、ノロウィルス予防に有効なラクトフェリンですが、1日にどれくらい摂取すればよいのでしょうか?

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ラクトフェリンの1日の摂取量目安

ラクトフェリン サプリ 手の上

 

ラクトフェリンの摂取量についてですが、森永乳業の「ラクトフェリン摂取とノロウィルス感染に関する調査結果」の報告書を見ると、1日100mgが目安になると考えられます。

以下の図をご覧ください。

ラクトフェリンを毎日100mg摂取していた人(赤枠点線部)と週1回程度摂取していた人(青枠点線部)を比較すると、前者の方がノロウィルス感染率が6.5%も低いことが分かりました。

 

ラクトフェリン摂取頻度とノロウィルス感染率との関係を示したグラフ

 

<出典>

森永乳業調査報告書:http://www.morinagamilk.co.jp/download/index/9965/130909.pdf

 

さらに、こちらは補足情報ですが、ラクトフェリンを継続的に摂取していた保育園児(赤枠点線)は、摂取しなかった保育園児(青枠点線)よりも、ノロウィルス感染率が11.3%も低いというデータもあります。

 

ラクトフェリン摂取有無による保育園児のノロウィルス感染率の違いを示した図

 

<出典>

森永乳業調査報告書:http://www.morinagamilk.co.jp/download/index/6730/130107.pdf

 

以上から、100mg以上のラクトフェリンの含まれる食品を毎日摂ることで、ノロウィルス感染症の予防効果が期待できます。

では、次に、1日100mgのラクトフェリンを無理なく摂取する方法について説明します。

 

 

ラクトフェリンの摂取方法

さて、ラクトフェリンの摂取方法についてですが、ヨーグルトだと森永乳業のラクトフェリンヨーグルトは1個(内容量112g)あたり、100mgのラクトフェリンが含まれています。

※希望小売価格125円(税別)

ラクトフェリンヨーグルト

<出典>

森永乳業:https://www.morinagamilk.co.jp/products/yoghurt/lactoferrin/511.html

 

よって、このヨーグルトを毎日1個食べれば、1日に必要なラクトフェリン100mgを補うことができます。

 

ヨーグルト以外だとチーズや牛乳にもラクトフェリンが含まれているものがあります。

例えば、森永乳業のラクトフェリンFe(内容量180ml)であれば、ラクトフェリンが100mg含まれているので、こちらも1本で1日の必要量を摂れます。

 

 

ラクトフェリンFe

 

<出典>

森永乳業:http://takuhaimilk.ne.jp/products/lffe/

 

 

ちなみに、ラクトフェリンは熱に弱く、高温で加熱されると、本来の機能を失ってしまいます。

そのため、牛乳やチーズで摂取するなら、低温殺菌牛乳や低温殺菌のチーズを選ぶ必要があります。

最近では、パッケージにラクトフェリンの文字が大きくプリントされている商品も多いのですが、成分表をチェックし、ラクトフェリンが100mg以上含まれていることを確認してください。

 

このように、ヨーグルト、牛乳、チーズなどの乳製品からラクトフェリンを摂取することは可能ですが、これらの食品が苦手な人、胃腸が弱くてすぐ下痢する人、アレルギーを持っている人などは難しいです。

 

そこで、私がおすすめするのは、サプリメントで摂取する方法です。

ただし、サプリには、健康障害を引き起こす危険のある添加物が入っているものもあるので、選ぶ際には注意が必要です。

 

また、ラクトフェリンは熱や酸に弱いので、胃で分解されないように、表面をコーティングして、腸で溶けるように調整されているサプリもあります。

この場合、胃で分解されないので、ラクトフェリシンの機能によるウィルスの殺菌効果が期待できなくなります。

 

そこで、ラクトフェリンを摂取するなら、森永乳業のラクトフェリンオリジナルがおすすめです。

ラクトフェリンオリジナル

この商品は、体に有害な添加物が入っておらず、ラクトフェリンとラクトフェリシンの両方の効果が期待できます。

また、ラクトフェリンオリジナルは、1瓶に180粒が入っており、1粒にラクトフェリン100mgが含まれています。

つまり、1粒でヨーグルト1個分のラクトフェリンを摂取できるのです。

価格は、7340円ですが、1粒あたりが約41円なので、ヨーグルト1個125円よりもかなりお得です。

 

あなたに合った摂取方法でラクトフェリンを摂り、ノロウィルスへの感染を予防しましょう。

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まとめ

ヨーグルトは、種類によらず免疫力を向上させる効果があるので、ノロウィルスに限らず、風邪やインフルエンザの予防にも有効です。

特に、ラクトフェリン入りのヨーグルトは、ノロウィルスに直接作用して無効化させたり、腸の粘膜表面をコーティングすることで、ウィルスの侵入を防いでくれます。

そして、森永乳業の調査報告書によると、1日100mgのラクトフェリンを毎日摂取することで、ノロウィルス感染の予防に繋がるという結果がでています。

 

ラクトフェリンについては、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品から摂取することができますが、毎日継続して食べるのは飽きが来ますし、アレルギー持ちの人は難しいです。

そのため、本記事で紹介したサプリなどで摂るのがおすすめです。

 

なお、ノロウィルスについては、感染力が強く、患者の便や嘔吐物に大量に含まれているので、家族の中で1人でも感染してしまうと二次感染のリスクが高くなります。

受験を控えたお子さんのいる家庭などで、絶対にノロウィルスにかかりたくないのであれば、早いうちから免疫力を高める方法を実践したり、手洗い・うがい・マスク着用など基本的なウィルス感染対策を行ないましょう。

 

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