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抗アレルギー薬・オノン(成分名:プランルカスト水和物)の副作用や効果などについてまとめておきます。

オノンは花粉症の薬としても有名です。

オノンの副作用

オノンには、以下のような副作用があります。

発疹、かゆみ、腹痛、胃部不快感、下痢、吐き気、嘔吐、胸やけ、頭痛、眠気など

 

オノンの添付文書によると、上記の副作用の発現率について、以下のように記載されています。

 

オノンの重大な副作用

オノンには、次のような重大な副作用が起こることがあります。

横紋筋融解症、間質性肺炎、肝機能障害、血小板減少症、無顆粒球症

 

オノンの働き

本剤は、シクロオキシゲナーゼ(アラキドン酸代謝酵素)は抑制せず、アレルギー反応を引き起こすロイコトリエンという化学伝達物質の働きを抑えて気道や鼻粘膜の過敏な反応を鎮め、気管支喘息やアレルギー性鼻炎を改善します。

ただし、気管支喘息では、すでに起こっている喘息発作を緩解する薬ではありません。

 

オノンの効果

オノンの効果については、添付文書に以下のように記載されています。

2.アレルギー性鼻炎(1)通年性アレルギー性鼻炎に対する二重盲検比較試験において、病型別の改善率は鼻閉を含む病型では61.2%(79/129例)、鼻閉を含まない病型では54.5%(12/22 例)である。

また、症状別の改善率は鼻閉では71 .8%(94/131例)、鼻汁では60.3%(76/126 例)、くしゃみでは 54.4%(68/125例) である。

出典:http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00051193.pdf#search=%27%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%83%B3+%E6%B7%BB%E4%BB%98%E6%96%87%E6%9B%B8%27

 

オノンは、アレルギー性鼻炎の症状の中でも、鼻閉、鼻汁、くしゃみなどに対する改善率が高いです。

 

使用上の注意

オノンを使用する際の注意点についてまとめておきます。

使用に注意が必要な人

妊婦は使用に際して注意が必要です。

服用方法

1日450mgを2回に分けて服用します。

小児用ドライシロップは、1日70~100mg/kg(体重)を2回に分けて服用します。

 

本剤の細粒は光に不安定であるため、開封後、直ちに服用してください。

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は、特にありません。

ただし、併用する薬があるときは、念のために処方医に相談してください。

 

その他の注意点

本剤は気管支拡張剤、ステロイド薬などと異なり、すでに起きている喘息発作を抑える薬ではありません。

服用中は同時に発作を抑える気管支拡張剤、ステロイド薬なども処方してもらうことが必要です。

本剤は、ぜんそくが良好にコントロールされている場合でも、急に悪化したときでも、通常通りに継続して服用してください。

本剤の服用者に、アレルギー性肉芽腫性血管炎様の血管炎(しびれ、四肢の脱力、発熱、関節痛など)が現れたとの報告があります。

これは、おおむね本剤と同時に経口ステロイド薬を併用している人が、経口ステロイド薬を減量、中止したときに起こっています。

 

オノンの薬価

オノンの薬価は以下の通りです。

カプセル剤:112.5mg 1カプセル 53.7円

ドライシロップ剤:10% 1g 70.8円

 

なお、オノンのジェネリック医薬品には、プランルカストという薬があります。

こちらは、複数の製薬メーカーが同じ名前の商品を販売しており、薬価は以下の通りです。

(錠剤)

112.5mg 1錠 28.7円

225mg 1錠 52.8円

 

(カプセル剤)

112.5mg 1カプセル 28.7円

225mg 1カプセル 52.8円

 

(ドライシロップ剤)

10% 1g 35.2~40.7円

 

まとめ

オノンは、ロイコトリエンの働きを抑えることで、気管支喘息やアレルギー性鼻炎による気道や鼻粘膜の過敏な反応を鎮めます。

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