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アレルギー性疾患治療剤・ペリアクチン(成分名:シプロヘプタジン塩酸塩水和物)の副作用や効果などについてまとめておきます。

ペリアクチンの副作用

ペリアクチンには、以下のような副作用があります。

眠気、倦怠感、口渇、頻尿、めまい、もうろう感、頭痛、不眠、しびれ感、吐き気、食欲不振、下痢、腹痛など

 

ペリアクチンの添付文書によると、上記の副作用の発現率について、以下のように記載されています。

総症例1,529例中,282例(18.44%)に副作用が認められた。

その主なものは,眠気234件(15.30%),倦怠感25件(1.64%),口渇12件(0.78%),頻尿12件(0.78%)であった。

出典:http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00050599.pdf#search=%27%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3+%E6%B7%BB%E4%BB%98%E6%96%87%E6%9B%B8%27

 

よって、副作用では、眠気や倦怠感が現れやすいと考えられます。

 

ペリアクチンの重大な副作用

ペリアクチンには、次のような重大な副作用が起こることがあります。

けいれん、幻覚、錯乱、無顆粒球症

 

ここで、上記の副作用の詳細については、以下の記事にて説明しています。

薬の副作用まとめ

 

 

 

 

ペリアクチンの働き

アレルギー反応を引き起こすセロトニンやヒスタミンなどの化学伝達物質の働きを抑え、皮膚疾患にともなうかゆみ、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、上気道炎にともなうくしゃみ・鼻水・咳を鎮めます。

 

ペリアクチンの効果

ペリアクチンの効果については、添付文書に以下のように記載されています。

じん麻疹に対して85.3%(383/449例),湿疹,皮膚炎,皮膚 痒症,薬疹等に伴う 痒に対しては69.1%(600/868例)の有効率を示した。

 

アレルギー性鼻炎に対して57.8%(26/45例),感冒に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽に対しては59.0%(59/100例),血管運動性浮腫に対しては100%(3/3例)の有効率を示した

出典:http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00050599.pdf#search=%27%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3+%E6%B7%BB%E4%BB%98%E6%96%87%E6%9B%B8%27

 

ペリアクチンは、蕁麻疹に対して高い有効性を発揮することがわかります。

アレルギー性鼻炎に対しては、有効率57.8%ということで、まずまずの効果が期待できそうです。

使用上の注意

ペリアクチンを使用する際の注意点についてまとめておきます。

使用してはいけない人

以下に該当する人は、ペリアクチンを使用できません。

  • 緑内障、狭窄性胃潰瘍、幽門十二指腸閉塞のある人
  • 下部尿路に閉塞性疾患のある人
  • 気管支喘息の急性発作時の人
  • 本剤で過敏症を起こしたことがある人
  • 衰弱している高齢者

 

使用に注意が必要な人

以下に該当する人は、ペリアクチンの使用に際して注意が必要です。

  • 気管支喘息またはその既往歴、眼内圧亢進、甲状腺機能亢進症、心血管障害、高血圧症のある人
  • 妊婦

 

服用方法

1回4mg(散剤0.4g、シロップ10ml)を1日1~3回服用します。

 

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は、特にありません。

ただし、併用する薬があるときは、念のために処方医に相談してください。

 

その他の注意点

眠気が起こることがあるので、車の運転などは避けましょう。

飲酒により作用が増強する恐れがあります。

重い血液障害が起こることがあるので、定期的に血液検査を受ける必要があります。

 

ペリアクチンの薬価

ペリアクチンの薬価は以下の通りです。

散剤:1% 1g 6.9円

錠剤:4mg 1錠 5.7円

シロップ剤:0.04% 10ml 17.1円

 

 

まとめ

ペリアクチンは第一世代抗ヒスタミン薬です。

抗ヒスタミン作用や抗セロトニン作用により、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹などの症状を改善します。

副作用では、眠気が起こりやすいので、危険作業は中止しましょう。

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