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寄生虫駆除剤・ストロメクトール(成分名:イベルメクチン)の副作用、薬価、飲み方などについて解説します。

ストロメクトールの副作用

ストロメクトールには、以下のような副作用があります。

蕁麻疹、下痢、めまい、便秘、腹痛、貧血、疲労など

 

ストロメクトールの重大な副作用

ストロメクトールには、次のような重大な副作用が起こることがあります。

中毒性表皮壊死症、スティーブンス・ジョンソン症候群、肝機能障害、黄疸、血小板減少

 

ここで、聞き慣れない症状や疾患がある場合は、以下の記事をチェックしてみてください。

次の記事では、これらの副作用についてより詳しく説明しています。

薬の副作用まとめ

 

ストロメクトールの働き

まず、ストロメクトールは腸管糞線虫症や疥癬の治療に用いられます。

糞線虫(ふんせんちゅう)は、主に鹿児島県や沖縄県に分布する寄生虫で、小さい糸くずのような虫です。

糞線虫は、小腸上部の粘膜に寄生します。

数が少ないうちは、症状はありませんが、増えると下痢や腹痛などの症状が現れます。

 

疥癬は、ヒゼンダニ(疥癬虫)と呼ばれる小さなダニが、人の皮膚に寄生することで起こります。

また、直接あるいは寝具をとおして、人の皮膚から皮膚へと感染します。

 

ストロメクトールは、糞線虫や疥癬虫を駆除する働きを示しますが、その作用機序は解明されていません。

この薬は副作用が少なく、高い駆除率を示し、その結果は長期にわたって維持されます。

通常、疥癬であれば、服用から2週間ほどで症状が軽快し、3~4週間で治ります。

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使用上の注意

ストロメクトールを使用する際の注意点についてまとめておきます。

使用してはいけない人

ストロメクトールでアレルギー反応を起こしたことがある人は、使用できません。

使用に注意が必要な人

高齢者、妊婦、幼児は、ストロメクトールの使用に際して注意が必要です。

服用方法

<疥癬>

約200μg/kg(体重)を1回(体重50kgでは通常3錠)服用します。

<腸管糞線虫症>

約200μg/kg(体重)を2週間間隔で2回服用します。

 

いずれの場合も、必ず空腹時に水で服用します。

本剤は、油に溶けやすく、高脂肪食により、血中濃度が上がる恐れがあるので、食後は避けてください。

併用してはいけない薬

本剤は、ピペラジン系駆虫剤と併用してはいけません。

併用した場合、双方の効力が弱くなります。

その他の注意点

オンコセルカ症またはロア糸状虫症を併発している糞線虫症の人が本剤を服用すると、中枢精神神経系(脳症、頭痛、昏睡、精神状態変化、起立困難、歩行困難、錯乱、嗜眠、昏迷など)、筋骨格系(関節痛など)、その他(発熱、結膜出血、眼充血、尿失禁、便失禁、むくみ、呼吸困難、背部痛などの疼痛)の重大な副作用およびマゾッティ反応が報告されています。

これらの症状が見られたら、すぐに処方医へ連絡してください。

ストロメクトールの薬価

ストロメクトールの薬価は以下の通りです。

3mg 1錠 772.6円

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