この記事では、A型、B型インフルエンザ感染症の治療薬・タミフルの効果について解説します。

タミフルを服用してから効き目が現れるまでの時間、効果の持続時間、インフルエンザの症状が治まるまでにかかる時間などについて詳しく説明しています。

 

タミフルの効果はいつから現れるのか?

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出典:http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00050037.pdf#search=%27%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%95%E3%83%AB+%E6%B7%BB%E4%BB%98%E6%96%87%E6%9B%B8%27

 

赤枠部は、各投与量における薬物血中濃度が最大値に到達するまでの時間Tmaxを示しています。

投与量によって差はありますが、Tmaxは約4~5時間というところでしょう。

よって、タミフルの効果が発現するまでの時間は、服用から約4~5時間後と推定されます。

 

では、次に、タミフルの効果の持続時間について見ていきましょう。

効果はいつまで続くのか?

タミフルの効果は、約5~7時間ほど持続すると考えられます。

薬の効果の持続時間は、半減期(T1/2)という指標をチェックすることで、おおよそ推測することができます。

 

では、タミフルの半減期はというと、添付文書を見てみましょう。

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出典:http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00050037.pdf#search=%27%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%95%E3%83%AB+%E6%B7%BB%E4%BB%98%E6%96%87%E6%9B%B8%27

 

青枠部は、タミフルの半減期を示しており、おおよそ5~7時間となります。

よって、タミフルの効果の持続時間は、約5~7時間と推定されます。

 

次は、タミフルを服用すると、何日で症状が治まるのかを説明します。

服用してから何日で症状が治まるのか?

タミフルの添付文書によると、罹病期間(インフルエンザのすべての症状が改善するまでにかかる時間)については、以下のように記載されています。

 

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出典:http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00050037.pdf#search=%27%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%95%E3%83%AB+%E6%B7%BB%E4%BB%98%E6%96%87%E6%9B%B8%27

 

よって、タミフルを投与してから、インフルエンザの症状が治まるまでの期間は、約70時間(3日間)と分かります。

 

では、最後に、A型、B型インフルエンザ感染症の代表的な治療薬である、イナビル、リレンザ、タミフルの効果を比較してみましょう。

 

タミフル、イナビル、リレンザの効果を比較

以下の表は、イナビル、リレンザ、タミフルにおいて、服用方法と効果を比較したものです。

 

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まず、3つの薬について、服用方法を比較すると、イナビルは治療でも予防でも単回吸引で済むため、手間がかからないメリットがあります。

 

続いて、効果発現時間では、リレンザに分がありますが、個人差も大きいのであくまでも目安程度にとどめておいてください。

効き目の持続時間については、イナビルが圧倒的です。

インフルエンザの症状が治まるまでの時間については、3つの薬に大きな差はありません。

 

ちなみに、タミフルを小児が服用すると、異常行動が現れることがありますが、これはイナビルでもリレンザでも報告されています。

いずれの薬にも、メリット・デメリットはあるので、一概にどれが良いとは言い切れません。

服用に際しては、処方医の指示に従ってください。

まとめ

タミフルは、インフルエンザA型とB型のウィルス増殖を抑制する抗インフルエンザウィルス薬です。

タミフルを服用すると、約4~5時間後に効果が発現すると考えられ、おおよそ5~7時間ほど効き目が持続します。

そして、3日間ほど投与を続ければ、発熱、頭痛、筋肉痛などのインフルエンザの主要な症状は治まるはずです。

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