Pocket
LINEで送る

「手のひらに小さな水疱ができた。」

「手のひらだけでなく、足裏にも斑点ができて、痒くて眠れない。」

「ブツブツがないのに、なぜか手のひらが痒くて、熱をもっている。」

「市販薬を塗ってみたが、治らない。」

「常にかゆいわけではなく、発疹が出ないときもあるので、病院に行きにくい。」

 

手のひらの痒みでお困りではありませんか?

手のひらや指の痒みは、皮膚の乾燥、ストレス、栄養不足、摩擦、洗剤などの刺激、ダニなどのハウスダスト、熱さ・冷たさによる刺激など様々な原因が考えられます。

これらの要因により、一時的に皮膚に痒みが出ることがあります。

 

また、手に発疹や腫れなどの異常が見られる場合は、皮膚の病気にかかっている可能性があります。

しかし、中には、手にブツブツが出ていないのに、痒みが長く続くという方もいます。

この場合、肝臓や腎臓など、内蔵の疾患が疑われます。

 

今回は、手のひらのかゆみの原因、疑われる病気、対処法、予防法などについてまとめておきます。

手のひらがかゆい原因

%e6%89%8b%e3%81%ae%e3%81%b2%e3%82%89

手のひらにかゆみが生じるのは、次のような原因が考えられます。

  1. 手の乾燥
  2. ストレス
  3. ビタミン・ミネラルの不足
  4. アレルギー
  5. 肝臓の疾患
  6. 腎臓の疾患
  7. 皮膚の病気
  8. その他の病気
  9. その他の原因

では、順番に説明します。

sponsored link

手の乾燥

皮膚が乾燥することで、手のひらに痒みが出ることがあります。

皮膚の表面には、皮脂膜と呼ばれる皮脂と汗が混じり合ってできた膜があります。

皮脂膜は、皮膚への有害物質の侵入や、水分の蒸発を防いでいます。

 

また、皮脂膜には様々な種類の常在菌がいて、脂肪を分解することでさんを作り出しています。

そのため、皮膚の表面はいつも弱酸性に保たれており、細菌が繁殖しにくい状態となっています。

しかし、手は水や洗剤など液体に触れる機会が多く、そのときに皮膚表面の油を洗い流してしまったり、皮脂膜が壊されてしまうことがあります。

 

すると、皮脂膜が傷ついたり、壊されると、角層が水分を保持できなくなり、皮膚から水分が逃げていきやすくなります。

その結果、手のひらの皮膚が乾燥したり、肌荒れの状態となり、かゆみを生じさせることがあります。

特に、炊事や洗濯で洗剤を使う機会が多い人や、手を頻繁に洗う人、職業柄で手が水や薬品に触れている時間が長い人などは、手が乾燥したり、肌荒れを起こしやすいです。

 

ストレス

過度なストレスが原因で、手がかゆくなることがあります。

ここで、かゆみが起きたときに、その部分をかいてしまうと、その刺激からヒスタミン※が放出され、かゆみが増幅されます。

※ヒスタミン:かゆみを起こす物質で、真皮にある肥満細胞から放出される。

 

また、皮膚を爪でかくと、表皮が傷ついたり、壊されるため、皮膚のバリア機能が弱くなり、細菌などのアレルゲンが侵入しやすくなります。

すると、細菌を排除するために、皮膚内部にあるリンパ球が活性化し、皮膚に炎症が起こります。

こうして、かゆみと同時に、細菌感染による炎症が現れることもあります。

 

そもそも、ストレスを受けると、免疫力が低下するので、細菌に感染しやすくなっています。

 

ビタミン・ミネラルの不足

皮膚や粘膜を健康に保つために欠かせないビタミンやミネラルが不足すると、手のかゆみや炎症などが現れることがあります。

ビタミンでは、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、ビタミンCなどが欠乏すると、皮膚にトラブルを起こしやすくなります。

ミネラルでは、亜鉛、イオウ、食物繊維が不足すると、肌に不調が現れます。

 

アレルギー

日常生活で触れるものが、自分にとってのアレルギー源であった場合、アレルギー症状としてかゆみ、湿疹、炎症などが起こることがあります。

例えば、食べ物、薬品、金属、動植物、衣類、化粧品などが原因となっている可能性が考えられます。

 

肝臓の疾患

肝硬変など肝臓の病気にかかっていると、手のひらが赤みを帯びたり、かゆみが出ることがあります。

肝臓の疾患が原因の場合、かゆい部分を見ても、ブツブツや腫れなどが見られないことが多いです。

また、市販のかゆみ止め薬などを使用しても、症状は治まらず、かゆみが続きます。

 

そして、手のひらのかゆみだけでなく、全身の倦怠感、疲れやすい、微熱、お腹が張る、腹痛など様々な不調が現れるのが特徴です。

 

腎臓の疾患

腎臓の病気が進行すると、皮膚にかゆみが現れることがあります。

痒みの他にも、貧血、多尿、むくみ、疲れやすい、だるい、食欲低下、息切れなどが起こります。

 

皮膚の病気

手のひらに痒みがあり、なおかつ発疹が見られる場合は、次のような皮膚の病気にかかっている可能性があります。

  • 接触皮膚炎
  • 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
  • 異汗性湿疹
  • 慢性湿疹
  • 主婦湿疹
  • 手白癬
  • 疥癬(かいせん)
  • 単純性疱疹(ほうしん)
  • 扁平苔癬(たいせん)
  • 薬疹(やくしん)

これらの病気については、「手のひらにかゆみや発疹が出る皮膚の病気まとめ」の項で解説します。

 

その他の病気

手のひらに痒みを感じるものの、腫れやブツブツなどの症状が見られないこともあります。

この場合、次のような病気が考えられます。

  • 皮膚そう痒症(ひふそうようしょう)
  • 胆石症
  • 肝硬変
  • 慢性腎不全
  • 甲状腺機能低下症
  • 神経症
  • 心身症
  • 薬物アレルギー

これらの病気は、「発疹はないのに、手のひらが痒くなる病気まとめ」の項で解説します。

 

その他の原因

手のひらの痒みについて、上記で説明した理由のいずれにも当てはまらない場合は、次のような要因の可能性もあります。

  • こするなどの刺激を与えた
  • 太陽の光による刺激
  • 寒さや冷たさ
  • 温熱刺激
  • ダニなどのハウスダスト
  • 洗剤などの刺激
  • 運動や摩擦
    etc

このような要因から、一時的にかゆみが出ているとも考えられます。

sponsored link

手のひらにかゆみや発疹が出る皮膚の病気まとめ

さて、ここでは、手のひらに痒みが出る皮膚の病気について解説します。

  1. 接触皮膚炎
  2. 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
  3. 異汗性湿疹
  4. 慢性湿疹
  5. 主婦湿疹
  6. 手白癬
  7. 疥癬(かいせん)
  8. 単純性疱疹(ほうしん)
  9. 扁平苔癬(たいせん)
  10. 薬疹(やくしん)

では、各病気について順番に見ていきましょう。

 

接触皮膚炎

接触皮膚炎は、動植物、金属(アクセサリー)、衣類、化粧品、薬品などかぶれを起こす物質と接触した際に、接触部位に紅斑、丘疹(きゅうしん)、水疱、腫れ、ただれなどが生じ、かゆみや痛みをともなう病気です。

接触皮膚炎は、酸やアルカリなどによって、誰でも起こるものと、アレルギー体質の人だけに発生する2つのタイプがあります。

つまり、同じ植物や金属を触っても、かぶれる人とかぶれない人がいるのは、このためです。

 

アレルギー性のものであれば、一度その物質に反応を起こせば、次に触れたときも必ず湿疹が現れます。

治療法としては、患部を冷やし、原因となるものに触れないようにします。

また、副腎皮質ホルモン剤や抗ヒスタミン剤などの薬を使用することもあります。

 

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手のひら、または足の裏に小さな膿疱(のうほう)がいくつも発生し、しだいに皮がむけてひび割れる病気です。

はっきりとした原因はわかっていませんが、虫歯、中耳炎、扁桃炎などの感染病巣や金属アレルギーが関与していると考えられています。

 

この病気にかかると、手のひらや足の裏が赤くなって、小さな膿疱(うみがたまったもの)が現れます。

また、頭や手足の関節に膿疱が見られることもあり、関節炎を合併することもあります。

 

完全には治りにくい病気であり、薬物療法や紫外線照射療法などを行ないます。

 

異汗性湿疹

手のひらや指先などに水疱ができ、強い痒みが現れる病気です。

原因は、金属アレルギー、副鼻腔炎、扁桃炎、喫煙、ストレス、自律神経の乱れなど様々です。

有効な治療法はなく、痒みは抗アレルギー薬などで抑えます。

 

慢性湿疹

慢性的に皮膚がかぶれ、赤い斑点、小さなブツブツ、水ぶくれができ、かゆみが生じる病気です。

遺伝的要素による内因性のものと、皮膚に触れるものすべてが原因となる外因性のものとがあります。

治療では、副腎皮質ホルモンなどの軟膏を使用することが多いです。

 

主婦湿疹

水仕事などの外的な刺激により、手指、手のひら、手の甲などに乾燥、ひび割れ、紅斑などが生じ、かゆみをともなう病気です。

特に、皮脂の分泌の少ない人やアトピー体質の人によく起こる皮膚炎です。

この病気の症状は、大きく分けて3つです。

 

1つ目は、手全体が赤く腫れて、丘疹、水疱、膿疱などが現れ、強いかゆみをともなうものです。

2つ目は、手や指が腫れて太く、硬くなり、あかぎれなどを起こすものです。

3つ目は、冬に多く見られ、皮膚の脂肪分が落ちることで、指の腹や手のひらがカサカサになり、ひび割れができるものです。

 

治療法としては、手袋の着用を励行します。

また、乾燥してカサカサする場合は、保湿剤などを外用し、皮膚の水分を逃がさないようにします。

症状が重い場合は、副腎皮質ホルモン剤を使用します。

 

手白癬

手に白癬菌が感染する病気です。

これは、足白癬(水虫)を患っている人が、足から手に菌がうつることで感染することが多いです。

手白癬は、片手だけに症状が現れることが多く、紅斑が見られ、かゆみをともないます。

治療には、抗真菌薬などを使います。

 

疥癬(かいせん)

手の指、脇の下、肘の内側、下腹部、太もも、陰部などに赤いブツブツが発生し、特に夜間に激しい痒みが起こる病気です。

疥癬虫という小さなダニが人の皮膚に寄生することで起こります。

なお、この病気は、直接または寝具などを通して、人から人へと感染します。

 

治療には、硫黄軟膏やクロタミトンを塗ります。

家族内で感染することが多いので、かかった場合にはすぐに治療しないと、他の人に感染する可能性があります。

 

単純性疱疹(ほうしん)

指先、口元、目の周り、外陰部などに小さな水疱が現れ、かゆみや痛みをともなう病気です。

初めての感染では、赤く腫れて、高熱、咽頭痛、頭痛などが起こることがあります。

治療には、抗生物質を服用したり、抗ヘルペス薬を塗ったりします。

 

扁平苔癬(たいせん)

手足の末端部分、口の中、外陰部に赤紫色の平らに盛り上がった発疹が現れ、かゆみをともなう病気です。

中高年の人が発症することが多く、ほとんどの場合が原因不明ですが、一部の薬品が原因なることがあるとされています。

治療には、副腎皮質ホルモン剤などの薬物療法を行ないます。

治るまで数年かかる場合もあります。

 

薬疹(やくしん)

薬剤の服用によって、皮膚に発疹やかゆみが現れる病気です。

皮膚に紅斑、丘疹、水疱、蕁麻疹などが現れます。

なお、発疹は、全身にまんべんなく見られる場合、同じ部位に繰り返し現れる場合など様々です。

 

治療では、原因となっている薬剤を突き止めて、すぐに使用を中止します。

副腎皮質ホルモン剤などで治療にあたります。

 

発疹はないのに、手のひらが痒くなる病気まとめ

手のひらに痒みがあるのに、発疹などが現れないことがあります。

この場合、次のような病気が疑われます。

  1. 皮膚そう痒症(ひふそうようしょう)
  2. 胆石症
  3. 肝硬変
  4. 慢性腎不全
  5. 甲状腺機能低下症
  6. 神経症
  7. 心身症
  8. 薬物アレルギー

では、順番にチェックしていきましょう。

 

皮膚そう痒症(ひふそうようしょう)

発疹がないのに、かゆみが起こり、強くかいていると、皮膚がゴワゴワして、かさぶたなどが現れる病気です。

皮膚の老化、内臓疾患、薬剤の内服など原因は様々です。

肝臓や腎臓などの内蔵疾患や血圧異常により、起こることが多いとされています。

 

皮膚そう痒症のかゆみは、こすったり、温めたりするとひどくなる傾向にあります。

治療には、尿素軟膏、レスタミン軟膏、副腎皮質ホルモン剤などを使用します。

 

胆石症

胆石症では、発疹のないかゆみが現れることがあります。

他にも、みぞおち付近の激しい痛み、ふるえ、黄疸、白い糞便、発熱などの症状もあります。

 

肝硬変

肝硬変では、手のひらが赤くなり、かゆみが続くことがあります。

倦怠感、疲労感、微熱、腹部の異常、腹痛などの症状も見られます。

 

慢性腎不全

慢性腎不全では、貧血、多尿、むくみ、疲労、倦怠感、食欲低下のほかに、かゆみが続くことがあります。

こちらも、肝硬変と同様に、発疹が現れません。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症にかかると、皮膚が乾燥して、かゆみが現れます。

また、体が冷えて、夏でも寒く感じたり、倦怠感、むくみ、汗をかきにくい、髪の毛が抜けやすくなるなどの症状が見られます。

 

神経症

神経症は、身体的に何も異常が見られないのに、精神的な原因により、体に様々な障害が起こる病気です。

手のひらのかゆみもその1つであり、不安感、息苦しさ、手足のしびれ、冷や汗、自律神経の乱れなど症状は多岐にわたります。

 

心身症

ストレス、葛藤、本人の性格など、精神的なものや心理的なものが原因となり、各臓器に不調が現れる病気です。

循環器、呼吸器、消化器、泌尿器、神経系、骨筋肉系など体の様々な器官に症状が見られます。

皮膚系では、皮膚炎、蕁麻疹、多汗、円形脱毛などが現れます。

 

薬物アレルギー

病気の治療などに使う薬そのものがアレルゲンとなって引き起こされるアレルギー反応のことです。

抗生物質、抗菌剤、解熱鎮痛剤、ワクチンなど様々な薬が抗原となります。

ときには、胃腸薬や風邪薬が原因となることもあります。

 

かゆいときの対処法・治し方

手にかゆみが出たときの対処法や治し方について説明します。

  1. 患部を冷やす
  2. 市販のかゆみ止め薬を使う
  3. 皮膚科や内科に相談する

では、順番に説明します。

 

患部を冷やす

手のひらに痒みがあるとき、かゆい部分を爪でかくと、皮膚が赤くなって炎症を起こすことがあります。

こんなときは、冷たいタオルや氷などを患部にあてて、冷やすことで、かゆみを和らげることができます。

ただし、水で濡らして冷やそうとすると、手のひらの皮脂まで洗い流してしまい、皮膚表面のバリア機能が弱くなるので、かゆみのもととなるアレルゲンが侵入しやすくなります。

そのため、保冷剤などをタオルで包んで、かゆい部分にあてるようにしてください。

 

市販のかゆみ止め薬を使う

手のひらのかゆみは、市販のかゆみ止め薬を使用することで、痒み、皮膚の炎症、湿疹などを鎮めることができます。

まず、かゆみ止め薬には主に、ステロイド軟膏、非ステロイド系軟膏、保湿薬の3種類があります。

 

かゆみとともに炎症が起きている場合は、一般的にステロイド軟膏が用いられます。

ただし、膿をともなうかゆみにステロイド軟膏はタブーです。

炎症が軽度の場合は、ステロイド軟膏よりも効き目が弱くなりますが、副作用が少ない非ステロイド系の外用薬を使います。

なお、皮膚の乾燥が原因によるかゆみには、保湿薬が用いられます。

 

これらの外用薬は、皮膚に浸透することで、かゆみや炎症を誘発させるヒスタミンの産生や放出を抑制します。

注意点としては、薬を塗ったときに、皮膚内に浸透していくのは、上皮に接している部分だけなので、厚塗りしても浸透量は増えません。

そのため、外用薬は薄く塗るのが基本となります。

 

鎮痒薬(外用薬)としては、以下の2つが一般的です。

  • クロタミトン(オイラックス):
    皮膚そう痒症、湿疹、じんましん、皮膚炎などに使用され、痒みを鎮める効果にすぐれる。
  • クロタミトン・ヒドロコルチゾン配合(オイラックスH):
    ステロイドが配合されており、皮膚そう痒症、湿疹、皮膚炎に使用され、痒みを鎮めて、炎症を取る効果がある。

 

皮膚科や内科に相談する

まず、前提として、皮膚に異常が現れた場合は、すぐに皮膚科か内科にかかるのが賢明な選択と言えます。

というのも、これまで説明したように、手のひらの痒みには様々な病気が潜んでおり、皮膚の病気だけでなく、内蔵の疾患が要因となっている可能性もあります。

そのため、自己診断で塗り薬や内服薬を使用しても、症状が改善されないばかりか、逆に悪化させてしまう恐れもあります

 

特に、皮膚の病気に関する専門書を読むと、皮膚が赤くなる、ただれる、水疱・膿疱があるといった発疹が見られる場合は、すぐに皮膚科を受診するよう推奨されています。

皮膚病の中には、市販薬を使って家庭で治せるものがあるのは確かですが、そもそもの自己診断が間違っていた場合、いつまで経っても治りません。

早めに皮膚科、または内科にかかった方がよいでしょう。

 

皮膚科の正しいかかり方と事前にメモしておくべき情報

ここでは、皮膚科のかかり方や病院へ行く前に事前に把握しておくべき項目について解説します。

まず、皮膚科の診察では、皮膚に現れている症状を医師が直接観察する「視診」がとても大切だとされています。

しかし、手のひらの痒みについては、病院へ行くときに限って、症状が治まっていたり、発疹などが消えていることもあります。

 

このような場合は、事前に痒みが出ているときの症状をメモしておいたり、発疹が出ているときの手のひらの状態を写真に撮っておくと便利です。

診察の際に、医師にスムーズに症状を伝えられたり、スマホの写真を見せることで、ブツブツの種類や状態を医師が把握しやすいからです。

また、医者にかかる際には、次のような情報も整理しておきましょう。

 

  • 症状が現れたのはいつからか?
  • 症状はどのように変化してきたか?
  • これまでどのような治療を行ったか?
    市販薬を使ったのであれば、薬の名前、種類などを控えておく
  • その治療でどのような変化があったか?
  • 現在かかっている病気はあるか?
  • これまでアレルギーを起こした経験があるか?

 

なお、蕁麻疹が出ている場合は、症状が出る前に食べたものをメモしておくと、診断で役立ちます。

 

手のかゆみの予防法

手のかゆみを予防するには、次の方法が有効です。

  1. 保湿
  2. 皮膚の保護
  3. 刺激の軽減
  4. バランスのよい食事

では、順番に説明します。

 

保湿

手の乾燥は、かゆみの原因となるので、予防には保湿が大切です。

特に、入浴後は皮膚表面の皮脂が洗い流されているので、角層の水分が失われやすい状態となっています。

ワセリンなど油性の外用剤を塗っておくことで、皮脂膜の代用となって、皮膚の乾燥を防いでくれます。

なお、尿素配合の外用剤は、角層の水分保持力を高める効果があります。

 

皮膚の保護

水、洗剤、薬剤などに頻繁に手を触れる人は、皮脂膜が剥がれたり、表皮が刺激を受けるなどして傷つきやすくなります。

本来は、手の表面の皮脂は、失われても、1~2時間くらいすると、元の状態に戻ります。

しかし、その前に石鹸や洗剤などの刺激が繰り返し与えられると、皮脂膜のバリアが十分に機能しないため、皮膚の水分が失われていきます。

その結果、手荒れなど皮膚のトラブルが起こりやすいです。

 

炊事洗濯をする際には、できるだけゴム手袋をして、皮膚を保護しましょう。

 

刺激の軽減

シャンプー、リンス、ボディーソープなども皮膚のトラブルの原因となります。

無添加なものを使うことで、皮膚への刺激は軽減します。

 

バランスのよい食事

先に説明したように、皮膚や粘膜の健康維持には、ビタミンやミネラルが欠かせません。

まず、ビタミンでは、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、ビタミンCが不足しないように気をつけてください。

それぞれの栄養素を多く含む食品を紹介しておきます。

 

ビタミンA

鶏レバー、豚レバー、アンコウのきも、鰻、銀ダラ、モロヘイヤ、にんじん、かぼちゃ

ビタミンB2

豚レバー、牛レバー、鰻、納豆、鶏卵、ブリ、サンマ、牛乳

ビタミンB6

にんにく、牛レバー、カツオ、マグロ、鶏ささみ、サンマ、バナナ、ピーマン

ビオチン

卵、牛・豚・鶏のレバー、サケ、イワシ、ほうれん草、カリフラワー、バナナ、グレープフルーツ

ビタミンC

ピーマン、ブロッコリー、レモン、キウイ、オレンジ、じゃがいも、さつまいも

 

続いて、ミネラルでは、亜鉛や食物繊維の不足に注意してください。

亜鉛

亜鉛は、魚介、肉、海藻、豆類に豊富に含まれており、特に牡蠣の含有量が多いです。

食物繊維

食物繊維は、ひじき、柿、おから、納豆、ごぼう、しめじ、かぼちゃ、りんご

 

まとめ

手のひらにかゆみが生じるのは、以下のような原因が考えられます。

  1. 手の乾燥
  2. ストレス
  3. ビタミン・ミネラルの不足
  4. アレルギー
  5. 肝臓の疾患
  6. 腎臓の疾患
  7. 皮膚の病気
  8. その他の病気
  9. その他の原因

手のひらの痒みには、皮膚や内蔵の病気が潜んでいることがあります。

特に、手のひらなどに発疹が出ている場合は、すみやかに皮膚科にかかった方がよいです。

sponsored link

Pocket
LINEで送る