抗ウィルス化学療法薬・テノゼットの副作用、効果、薬価などについてまとめておきます。

テノゼットの副作用

テノゼットには、以下のような副作用があります。

悪心、下痢、腹痛、嘔吐、鼓腸、消化不良、無力症、疼痛、頭痛、錯感覚、浮動性めまい、発疹、食欲不振、体重減少、骨障害など

 

テノゼットの重大な副作用

テノゼットには、次のような重大な副作用が起こることがあります。

腎不全、重い腎機能障害、膵炎、乳酸アシドーシス

 

ここで、聞き慣れない症状や疾患がある場合は、以下の記事をチェックしてみてください。

次の記事では、これらの副作用についてより詳しく説明しています。

薬の副作用まとめ

 

テノゼットの働き

テノゼットは、体内に取り込まれた後、HIVウィルスの遺伝子やB型肝炎ウィルスの遺伝子の複製を防ぎ、ウィルスの増殖を抑える働きがあります。

 

テノゼットは、体内で加水分解によりテノホビルに、さらに細胞内でリン酸化を受けて、テノホビル二リン酸に代謝される核酸アナログ製剤です。

テノホビル二リン酸は、天然の基質(デオキシアデノシン5′-三リン酸)と競合的に働いて、ウィルスが増殖する際に作用する酵素(DNAポリメラーゼ)の働きを抑え、DNAに取り込まれた後は、DNA鎖の伸張を停止させ、ウィルスの増殖を抑制します。

使用上の注意

テノゼットを使用する際の注意点についてまとめておきます。

使用してはいけない人

本剤で過敏症を起こしたことがある人は、テノゼットを使用できません。

使用に注意が必要な人

以下に該当する人は、テノゼットの使用に際して注意が必要です。

  • 腎機能障害のある人
  • 非代謝性肝硬変の人

 

服用方法

1日1回300mg(1錠)を服用します。

 

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は、特にありません。

ただし、併用する薬があるときは、念のために処方医に相談してください。

 

その他の注意点

その他の注意点についてまとめておきます。

体脂肪

本剤の服用によって、体脂肪の再分布、蓄積が現れることがあります。

腹囲が大きくなったようなら、処方医へ連絡してください。

 

肝機能の悪化

本剤は、服用を中止すると肝機能の悪化もしくは肝炎の重症化を起こすことがあるので、自己判断で服用を中止しないでください。

 

急性憎悪

本剤を含むB型肝炎に対する治療を終了した人で、肝炎の重度の急性憎悪が報告されているので、服用を中断する場合は、十分に注意してください。

B型肝炎に対する治療を終了する場合には、服用終了後少なくとも数ヶ月間は症状と臨床検査値の観察を十分に行わなければなりません。

経過に応じて、B型肝炎に対する再治療が必要になることがあります。

 

テノゼットの薬価

テノゼットの薬価は以下の通りです。

300mg 1錠 996.5円

 

 

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