「歩いているときに土踏まずが痛い。」

「土踏まずを手で押すと痛い。」

「土踏まずにしこりや違和感がある。」

 

最近、土踏まずに痛み、しこり、違和感を感じることはありませんか?

 

足の裏には、身体の臓器や器官とつながっているツボや、反射区と呼ばれる神経が集中している箇所がたくさん存在しています。

つまり、足の裏を押すと痛いのは、押した箇所とつながっている臓器が弱っていると考えられます。

そして、このような不調を解消するには、足裏の反射区やツボ押しが効果的です。

 

そこで、今回は足裏のツボのうち、特に健康効果の高いツボや足裏全体の反射区とつながっている器官について解説します。

 

なお、土踏まずの痛みが続く場合、内蔵の病気にかかっていたり、機能が低下している可能性もあります。

本記事では、土踏まずの痛みから、疑われる病気についても紹介しています。

土踏まずのツボの効果

土踏まずを含め、足の裏には身体の各器官につながる反射区※が多くあります。

※反射区は、身体の器官や内蔵につながる末梢神経が集中している箇所のことです。

ツボは1点ですが、反射区は面として存在しています。

そのため、反射区がツボを包括している箇所もあります。

 

足裏全体の反射区の位置とつながっている場所については、次項で説明するとして、ここでは、土踏まずにある代表的なツボである湧泉(ゆうせん)を紹介します。

湧泉は、人差し指と中指の骨の間の少しくぼんだ部分にあります。

 

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出典:http://sp.acupressure.jp/illust/480_yuusenn.jpg

 

湧泉は、以下のように様々な症状、不調、疾患に効くとされているので、湧泉を毎日ツボ押しするだけでも、大きな健康効果が期待できます。

  1. 不眠
  2. 手足の冷え
  3. 自律神経の乱れ
  4. 食べ過ぎ予防
  5. こむら返り
  6. ひざの痛み
  7. 夏バテ
  8. むくみ
  9. 慢性的な疲労、だるさ
  10. 高血圧、動脈硬化
  11. 骨粗しょう症
  12. 髪を美しく保つ
  13. 綺麗な肌を保つ
  14. フェイスラインをひきしめる
    etc

では、湧泉のツボ押し効果について、簡単に解説しておきます。

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冷え、自律神経失調、肥満の予防

湧泉は、手足の冷えを改善する効果があります。

不眠や寝つきの悪い人は、寝る前にドライヤーの温風で足の裏を温めた後、湧泉をマッサージすれば、血の巡りがよくなって短時間で末端部分を温めることができます。

 

また、湧泉をツボ押しすると、体内の気血の流れがよくなり、新陳代謝が活発になります。

自律神経のバランスも整えられるため、ストレスによる過食を予防したり、肥満体質の根本的な改善にも役立ちます。

 

こむら返りなど「つる」のを予防する

ふくらはぎがこむら返りを起こしたり、土踏まずを含めた足の裏、足の指がつる人も湧泉のマッサージで痛みを和らげたり、予防効果が期待できます。

「つる」という症状は、疲労、筋肉の急激な冷え、血行悪化などによって、筋肉が異常に緊張し、収縮することで起こります。

特に、下半身に冷えのある人は、こむら返りを起こしやすいです。

湧泉は、血の巡りをよくして、下肢の冷えを解消する効果があるので、こむら返りの予防にもなります。

 

疲労、倦怠感などの解消

湧泉は、その名の通り、元気が泉のように湧いてくるツボであり、生命力を高め、元気を取り戻すことができます。

体力が落ちているときは、湧泉のツボを指圧すると、圧痛やしこりを感じます。

痛みがとれるまで、優しく十分にもみほぐしてください。

 

なお、湧泉は昔から長寿のツボとも言われており、竹踏み健康法にも用いられるツボです。

湧泉を効率よく刺激する方法としては、ワイシャツのボタンをテープで湧泉のツボの上に貼り付けておけば、歩くたびに、湧泉をツボ押しすることができます。

 

むくみ解消

湧泉のツボ押しは、気血の流れをよくするので、老廃物の排出を促進させることから、顔や手足のむくみ解消に効果を発揮します。

 

高血圧、動脈硬化の予防

手足の指先は、心臓から最も遠い場所にあるため、高血圧の人は、特にこの付近の毛細血管が収縮して、血液の流れが悪くなっています。

湧泉を刺激することで、末端の血行を改善できるため、高血圧や動脈硬化の予防につながります。

 

続いて、足裏の反射区とつながっている器官について説明します。

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足裏の反射区とつながっている場所

まずは、以下の図を見てください。

こちらは、足裏の反射区とつながっている器官を表しています。

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出典:http://www.sukkiri-cafe.com/images/footspot.jpg

 

上の図を見ると、土踏まずには、胃、膵臓、十二指腸、横行結腸、小腸、膀胱、尿管、腎臓、副腎、胆嚢、肝臓、心臓、気管などの反射区が分布しています。

胃、十二指腸、小腸、肝臓、胆嚢、膵臓などは消化器、腎臓、膀胱、尿管などは泌尿器に分類されます。

つまり、土踏まずを指圧して痛みやしこりを感じる人は、胃腸などの消化器や泌尿器の機能が低下していたり、何らかの疾患を抱えている可能性が考えられます。

 

一時的な機能低下であれば、たいていは、規則正しい生活、バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動などを行ない、健康的な生活に戻すことで、症状は快方に向かうはずです。

しかし、指圧による痛みや身体の不調が長く続く場合は、次に説明するような病気が疑われます。

 

土踏まずの痛みが教える病気

土踏まずには、消化器や泌尿器につながる反射区があるので、ここでは消化器と泌尿器の疾患について紹介します。

消化器の病気

胃、小腸、大腸、肝臓、胆道、胆嚢、膵臓などの消化器の疾患で、代表的なものをいくつか挙げておきます。

 

【胃・十二指腸の疾患】

  • 胃炎
  • 消化性潰瘍
  • 胃痙攣
  • 胃下垂
  • 胃酸過多症
  • 胃神経症
  • 胃粘膜下腫瘍
    etc

胃や十二指腸の病気では、腹痛、嘔吐、腹部不快感、胃もたれ、胸やけ、げっぷ、食欲不振、みぞおちの痛み、腹部膨満感、倦怠感、疲労感、すっぱい胃液の逆流、下痢などの症状が現れます。

これらの症状に心当たりのある方は、胃や十二指腸の機能が低下していたり、病気にかかっている可能性が疑われます。

 

【小腸・大腸・肛門の疾患】

  • 過敏性腸症候群
  • 便秘
  • 下痢症
  • 腸炎
  • クーロン病
  • 潰瘍性大腸炎
  • 腸結核
  • 虫垂炎
  • 腸閉塞
  • 大腸ポリープ
  • 腹膜炎
  • 直腸炎
  • 直腸ポリープ
  • 肛門ポリープ

  • etc

小腸や大腸の病気では、便秘、下痢、腹部不快感、腹鳴、腹痛、嘔吐、軟便、水様性便、倦怠感、体重減少、下血、貧血、むくみ、血便などが見られます。

 

【肝臓の疾患】

  • 肝炎
  • 肝硬変
  • アルコール性肝障害
  • 肝腫瘍
  • 黄疸
    etc

肝臓の病気は、初期では自覚症状がない場合も多く、進行すると倦怠感、食欲不振、腹部膨満感、黄疸、下痢、体重減少、腹痛などが現れます。

これといった特徴的な症状が少ないので、進行するまで気づかないことも多いです。

 

【胆道、胆嚢、膵臓の疾患】

  • 胆石症
  • 胆道感染症
  • 膵炎
  • 胆道感染症
    etc

胆道、胆嚢、肝臓の病気では、腹痛、腹部不快感、食欲不振、吐き気、黄疸、下痢、便秘、発熱などが現れます。

 

泌尿器の病気

腎臓、尿路など泌尿器の疾患で、代表的なものをいくつか挙げておきます。

  • 腎炎
  • ネフローゼ症候群
  • 腎不全
  • 水腎症
  • 腎盂腎炎
  • 膀胱炎
  • 尿道炎
  • 腎結石
  • 尿管結石
  • 膀胱結石
  • 尿道狭窄
  • 神経性膀胱
  • 神経性頻尿

泌尿器の疾患では、尿にトラブルが現れやすく、血尿、タンパク尿、乏尿、頻尿、排尿痛、残尿感、尿の濁り、尿がでにくい、尿が途切れるなどの症状が見られます。

他にも、食欲不振、疲労感、倦怠感、無力感、むくみなどもあります。

 

症状が長く続く場合は、早めに病院で診てもらいましょう。

 

足裏のツボ押しグッズ

足裏には、体の様々な器官とつながる反射区が多く存在しています。

これらを刺激することで、血液のめぐりがよくなったり、老廃物の排出を促進するなどして、体を健康に保つことができます。

また、足裏の痛む部位によって、弱っている器官を早期に見つけることも可能です。

 

しかし、足裏の反射区を1つ1つ手で揉んでいたのでは、時間がかかりすぎますし、数日で挫折してしまうでしょう。

そこで、足裏のツボや反射区を一気に、同時にマッサージできる便利なツボ押しグッズを紹介しておきます。

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この足つぼボードを用いれば、自宅でテレビを見たり、スマホをいじったり、読書したり、家事をしているときなどに、時間を効率よく使って、足裏のツボ押しができます。

安いものだと通販で1000円前後で購入できるので、ぜひ試してみてください。

 

足裏のツボマッサージにおける注意点

足裏の反射区やツボ押しでは、マッサージしている最中に気分が悪くなったり、不快な症状が現れたら、すぐに刺激するのをやめてください。

また、以下のような人も避けた方がよいです。

  • 妊婦さん
  • 酔っている人
  • 骨折や捻挫などけがをしている人
  • 心臓が悪い人
  • 体調が悪い人

上記のような人は、足つぼの刺激で過剰に反応してしまい、症状を悪化させる可能性があります。

そのため、ツボ押しは止めておいた方がよいでしょう。

まとめ

土踏まずを含め、足裏には身体の各器官とつながっている反射区が多く存在しています。

反射区を押したとき、圧痛やしこりを感じるのは、対応する臓器が疲れていたり、機能が低下しているためです。

なお、土踏まずは、胃腸などの消化器や腎臓などの泌尿器とつながっています。

 

臓器の健康を促進させたり、不調をいち早く見つけるには、足裏のツボ押しが有効であり、足つぼボードという健康グッズを使うことで、足裏全体の反射区やツボを効率よく指圧できます。

明日から、ぜひ実践してみてください。

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