爪を噛む行為には、どのような心理が隠されているのかご存知ですか?

人が爪をガシガシと噛むのは、6つの理由からだと考えられます。

今回は、爪を噛む人の心理と爪噛みの癖を治す方法について解説します。

爪を噛む心理

%e7%88%aa%e3%82%92%e5%99%9b%e3%82%80%e5%a5%b3%e6%80%a7

爪を噛むのは、次のような理由からです。

  1. 精神を安定させる
  2. 誰かの気を引く
  3. 自制心の欠如
  4. 恐怖から逃れる
  5. 愛情に飢えている
  6. その場をやり過ごす

では、順番に説明していきます。

sponsored link

精神を安定させる

爪を噛むのは、ストレスが原因になっていることが多いです。

ストレスには、以下のようにいくつかの種類があります。

  • 物理的ストレス:暑さ、寒さ
  • 生理的ストレス:睡眠不足、飢え、過労
  • 心理的・社会的ストレス:人間関係のトラブルなど

 

これらのストレスを受けたときに、精神を安定させたり、心を落ち着かせるために、爪噛み、貧乏ゆすり、頭をかく、腕を組むなどの行動をしていると考えられます。

 

誰かの気を引く

爪を噛むというのは、体の一部を傷つける、いわば自傷行為にあたります。

つまり、爪を噛む癖のある人は、自傷癖があるということです。

ここで、人が自傷行為をする理由の1つとして、周囲の目を引きたいということが挙げられます。

よって、爪をよく噛む人というのは、周りの人に自分に気づいて欲しい、かまって欲しいというシグナルを送っていると考えられます。

 

自制心の欠如

自制心とは、自分の感情や欲望を抑えたり、うまくコントロールする精神力のことです。

自制心が弱い人は、自分の思い通りにいかないことやコントロールできないことに対して、苛立ちや不満を感じることが多くなります。

このストレスを爪を噛むことによって、発散させているのです。

 

恐怖から逃れる

爪を噛むのは、恐怖心をなくすため、あるいは恐怖から逃れるため、気を紛らすために行っていると考えられます。

例えば、歯科医院の待合室で自分の順番を待っているとき、ジェットコースターに並んでいるときなど、恐怖心が徐々に高まっているときなどに、それを静めるためです。

 

愛情に飢えている

子供が爪を噛む理由の1つとして、親からの愛情や関心を求めているということが挙げられます。

ただし、子供のときに爪を噛む癖がある人でも、子供から大人に成長する過程で、精神面も強くなるので、爪噛みの癖は治っていく傾向にあります。

しかし、子供の頃から家族の愛情を受けずに育った人、イジメなどが原因で孤独だった人は、大人でも精神的に成長しきれていない人がいます。

そのため、繊細で傷つきやすく、愛情にも飢えていると考えられます。

 

その場をやり過ごす

場が気まずい雰囲気のときに、それをやり過ごすために爪を噛む人がいます。

なんとなく居づらいとき、会話がなくなったとき、不都合なときに、何とかその場をやり過ごすために、爪を噛んで時間を使っているのです。

下を向く、スマホをいじり出す、おしぼりに手を伸ばす、飲み物を口にするなどの行為も同じ心理です。

 

爪を噛むことによるデメリット

爪を噛む行為には、以下のようなデメリットもあります。

  1. 細菌やウィルスへの感染
  2. 深爪による病気
  3. 歯並びが悪くなる

 

細菌やウィルスへの感染

爪先には、皮脂や垢などが溜まりやすく、それらを餌として細菌やウィルスなどが存在しています。

そのため、爪を噛むことで、ばい菌を直接体内に取り込んでしまう可能性があります。

特に、睡眠不足、ストレス、疲労の蓄積などにより、体の免疫が低下しているときは、ウィルスに感染しやすくなります。

 

深爪による病気

爪を噛む人は、深爪になりやすいです。

深爪になると、以下のような病気を起こす危険があります。

  • 陥入爪(かんにゅうそう)
  • 化膿性爪囲炎(かのうせいそういえん)

深爪が陥入爪という病気に発展することがあります。

陥入爪は、爪の縁が皮膚に食い込んで炎症を起こす病気です。

進行すると、痛みがひどくなり、保存療法でよくならない場合は、手術が必要となります。

 

化膿性爪囲炎は、深爪や切り傷にばい菌が感染し、痛み、腫れ、膿などが現れる病気です。

この病気は、抗生物質の軟膏を塗ったり、内服薬により治療します。

 

なお、爪の異常は、内科や皮膚科に相談してください。

 

歯並びが悪くなる(子供)

子供の頃に爪を噛む癖があると、歯並びが悪くなる可能性があります。

特定の歯に繰り返し強い力がかかるためです。

 

sponsored link

爪噛みの癖を克服する方法

ここでは、爪を噛むを癖を治す方法について解説します。

  1. 市販の防止グッズを使う
  2. 涙でストレス解消
  3. 心療内科に相談
  4. その他

では、順番に説明します。

市販の防止グッズを使う

爪を噛む癖を治すには、市販の防止グッズも効果を発揮します。

%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97

マヴァラ バイターストップという商品は、苦味成分を配合した液体を爪に塗ることで、爪を噛むことを予防します。

アマゾンで約1900円と、リーズナブルな価格で販売されています。

カスタマーレビューを見ても、効果があったとする好意的な意見が多く、おすすめ度も星4つであることから、ユーザーからの評価は高いと言えます。

 

涙でストレス解消

爪を噛むのは、ストレスが原因になっていることが多いので、まずはストレスを解消することが大切です。

ストレス解消には、以下の方法がおすすめです。

読書、アロマ、音楽、踊る、涙活、散歩、ゲーム、カラオケ、笑う、ものに八つ当たりする、etc

 

特に、ストレス解消に最も効果的なのは、涙を流すことです。

私たちが、悲しいときや感動したときに流す涙は、情動の涙と呼ばれており、人間にしか流せない涙です。

そして、情動の涙には、抗ストレス能力があります。

 

そもそも、ストレスを感じている状態というのは、交感神経の緊張が非常に高まっている状態をいいます。

人は、起きている間は交感神経が優位に働くので、覚醒状態にある限り、高まってしまった交感神経の緊張を緩めることは難しいです。

この緊張状態を緩める最も簡単な方法は、寝てしまうことです。

寝ることで、体は自然に副交感神経が優位な状態に切り替わり、リラックスして、交感神経の緊張が緩むので、ストレスも緩和されます。

ぐっすり寝ると、翌朝には体も心もスッキリとしているのは、ストレスが軽減されるからです。

 

このように、基本的に、起きている間は、交感神経の優位を切り替えることは難しいです。

しかし、情動の涙を流すことで、覚醒状態にありながら、交感神経を優位にすることができます

なお、悔し涙、悲しみの涙、感動の涙もすべて情動の涙に含まれています。

 

ドラマや映画を見て涙を流すと、交感神経が優位な状態から副交感神経が優位な状態へとスイッチングが起こり、体がリラックス状態に移行するため、ストレスが解消されるのです。

 

心療内科に相談

爪を噛む癖を自分で治せないときは、専門家に相談しましょう。

病院の心療内科にてカウンセリングを受けることで、自分の悩みや心の奥に隠れていたストレスが顕になり、解決方法もアドバイスしてもらえます。

悩みを解決する突破口が見つかることもあるので、自分で悩むより解決までの時間は早くなるでしょう。

 

その他

ベタですが、以下の方法も爪噛みの癖を治すのに効果はあります。

  • ガムを噛む
  • マスクをつける
  • ネイルサロンで爪をきれいにする
  • 指にテープをまく

綺麗な爪をわざわざ歯で傷つけたいと思う人はいませんし、何よりネイルサロンにかけたお金が無駄になってしまうという心理が働くので、爪噛みの防止に有効です。

 

爪がないとどうなる?

先に説明したように、爪を噛む癖は、自傷行為にあたります。

ひどい人は、血が出るまで爪を噛んだり、爪を剥がしてしまう人さえいます。

では、爪が剥がれて、なくなってしまうと、どうなるのでしょうか?

 

そもそも、爪が生えている指先は、神経が集中している箇所であるにも関わらず、ぶつかったり、圧迫されたりと、最も衝撃を受けやすい箇所です。

爪は、その衝撃を防ぐために存在しているのです。

もし、爪がなくなって、指先が皮膚だけになった場合、皮膚が裂けたり、切れたり、破れたりして、傷だらけになってしまいます。

 

また、爪がないと、指先でものをつかむことができません。

ものを掴んだときに、爪からの反動があるために、指に力を入れることができ、軽い力でものをつまみ上げることができます。

もし、爪がなかったら、力加減がうまくいかず、細かい作業ができなくなったり、必要以上に指先の力を使うことになります。

 

よって、爪は健康に保ち、適切な長さ、形に保つことが大切です。

まとめ

人が爪を噛むのは、次のような心理からです。

  1. 精神を安定させる
  2. 誰かの気を引く
  3. 自制心の欠如
  4. 恐怖から逃れる
  5. 愛情に飢えている
  6. その場をやり過ごす

多くは、不安、不満、緊張、苛立ち、愛情不足などから来るストレスが根幹にあり、精神的苦痛を緩和したり、逃れるために、爪を噛むという自傷行為を行っていると考えられます。

sponsored link