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抗サイトメガロウイルス化学療法剤であるバリキサ(成分:バルガンシクロビル塩酸塩)の副作用と効果について解説します。

バリキサの副作用

バリキサには、以下のような副作用があります。

骨髄抑制、白血球などの血液障害、出血、腎機能障害、発熱、下痢、膵炎

 

バリキサの重大な副作用

バリキサは、以下のような重大な副作用を起こすことがあります。

けいれん、血小板減少、骨髄抑制、再生不良性貧血、精神錯乱、敗血症、汎血球減少、白血球減少、好中球減少、貧血、腎不全、深在性血栓性静脈炎、

 

バリキサの働き

バリキサは、サイトメガロウイルスの増殖を抑える薬です。

サイトメガロウイルスは、弱毒性なので健康な人は感染しても発症することはまずありません。

ただし、エイズや臓器移植後の免疫不全状態(極端に抵抗力が落ちた状態)の場合は、肺炎、網膜炎などを起こします。

点滴静注用のガンシクロビルと同じ効能で、1日2回の服用で効果が期待できます。

使用上の注意

バリキサの服用における注意点についてまとめておきます。

 

使用してはいけない人

以下に該当する人は、バリキサを使用してはいけません。

  • 妊婦または妊娠の可能性がある人
  • 好中球、血小板が減少している人
  • バリキサにて過敏症の既往歴がある人

 

使用に注意が必要な人

以下の項目に当てはまる人は、バリキサの使用に際して注意が必要です。

  • 薬剤などにより白血球減少の既往歴がある人
  • 肝機能障害がある人
  • 腎機能障害がある人
  • 精神病または思考異常の既往歴のある人
  • 高齢者

服用方法

初期治療では1回900mg(2錠)を1日2回服用します。

維持治療では、1日1回900mgを服用します。

 

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。

ただし、併用する場合は、処方医に相談してください。

 

その他の注意点

バリキサは、再生不良性貧血や骨髄抑制などの重大な血液障害が起こることがあるので、指示された用法、用量を厳守しましょう。

 

また、本剤には催奇形性や発がん性の恐れがあります。

そのため、錠剤を割ったり、粉砕してはいけません。

割ったり、粉砕した場合は、皮膚や粘膜に粉が触れないよう注意してください。

もし触れた場合は、石鹸と水で十分に洗浄し、眼に入った場合も水で洗い流してください。

 

バリキサは、動物実験にて、催奇形性が確認されているので、女性は服用中、男性は服用中および服用後90日間は避妊をしてください。

 

なお、本剤の服用により、けいれん、鎮静、めまい、運動失調などが現れる可能性があり、服用中は車の運転など機械の操作は行わないようにしましょう。

 

バリキサの薬価

バリキサの薬価は、以下の通りです。

450mg 1錠 3027円

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