Pocket
LINEで送る

アレルギー性疾患治療剤であり、花粉症の薬でもあるジルテック(成分名:セチリジン塩酸塩)の副作用や効果などについてまとめておきます。

ジルテックの副作用

ジルテックには、以下のような副作用があります。

眠気、倦怠感、口渇、吐き気、胃部不快感、消化不良、腹痛、胃痛、腹部不快感、頭痛、しびれ感、動悸、むくみ、胸痛など

 

ジルテックの添付文書によると、上記の副作用の発現率について、以下のように記載されています。

成人を対象とした市販後の使用成績調査5,759例(小児1 63例を含む)中207例(3.6%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。

主な副作用は眠気149件(2. 6%) 、倦怠感9件(0.2 %)、口渇9件(0.2 %)、浮動性めまい8件(0.1 %)、頭痛6件(0.1%) 等であった

出典:http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/820110_4490020F1020_2_22.pdf

 

よって、副作用では眠気が起こりやすいです。

 

ジルテックの重大な副作用

ジルテックには、次のような重大な副作用が起こることがあります。

けいれん、肝機能障害、ショック、アナフィラキシー様症状、血小板減少

 

 

 

ジルテックの働き

ジルテックには、セチリジン塩酸塩という成分が含まれています。

セチリジンは、ヒドロキシジン塩酸塩の誘導体で、副作用を抑えた長時間作用する抗ヒスタミン薬として使われています。

アレルギー反応を引き起こすヒスタミンという化学伝達物質の働きを抑え、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹などを改善します。

作用には持続性があります。

 

ジルテックの効果

この薬の効果については、添付文書で以下のように説明されています。

出典:http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/820110_4490020F1020_2_22.pdf

蕁麻疹、湿疹、皮膚そう痒症などの皮膚疾患に対しては、まずまずの効果を発揮しています。

アレルギー性鼻炎に対しては改善率が49.6%であり、それほど高くはありません。

使用上の注意

ジルテックを使用する際の注意点についてまとめておきます。

使用してはいけない人

以下に該当する人は、ジルテックを使用できません。

  • 本剤またはピペラジン誘導体(レボセチリジン、ヒドロキシジンを含む)で過敏症を起こしたことがある人
  • 重い腎障害のある人

 

使用に注意が必要な人

以下に該当する人は、ジルテックの使用に際して注意が必要です。

  • 腎機能障害、肝機能障害のある人
  • 妊婦

 

服用方法

1日1回10mg(ドライシロップは0.8g)を服用し、1日最大20mgです。

2~7歳未満は1回2.5mg、7~15歳未満は1回5mgをいずれも1日2回服用します。

 

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は、特にありません。

ただし、併用する薬があるときは、念のために処方医に相談してください。

 

その他の注意点

季節性のアレルギーの人は、好発季節の直前から季節終了時まで治療を続けるとよいでしょう。

眠気が起こることがあるので、車の運転や危険な作業は避けましょう。

 

ジルテックの薬価

ジルテックの薬価は以下の通りです。

<ジルテック>

(錠剤)

5mg 1錠 74.4円

10mg 1錠 92.2円

(ドライシロップ剤)

1.25% 1g 239.7円

 

なお、ジルテックのジェネリック医薬品には、セチリジン塩酸塩という薬があります。

こちらは、複数の製薬メーカーが同じ名前の商品を販売しており、薬価は以下の通りです。

<セチリジン塩酸塩>

5mg 1錠 16.8~38.6円

10mg 1錠 22.1~52.3円

 

まとめ

ジルテックは、第二世代抗ヒスタミン薬であり、ヒスタミンの働きを抑制することで、アレルギー性鼻炎などの症状を緩和させます。

眠気が起こることがあるので、危険作業は中止してください。

sponsored link

Pocket
LINEで送る